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〜生活排水編〜

皆さんこんにちは!

 

今日は前回の『海洋ゴミ』に続く第二の要因

 

『生活排水』について書いていこうと思います!

 

『海洋汚染編』はこちらから!

 

実はこの生活排水、僕らも他人事では無いのです。

無自覚的に環境汚染に加担してしまっているかもしれないのです!

 

でそれがどういう事か調べていくので読んで頂けたら嬉しいです!

 

今回のtopics

 

1・生活排水とその原因

2・なぜ問題が拡大しているのか?

3・海に与える影響

4・未来の海は?

5・僕らに出来る対策

6・まとめ

 

 

1・生活排水とその原因

生活排水とは?

生活排水とは、台所、トイレ、お風呂など、私たちが日常生活で使った水のことです。そのうち、トイレの水(し尿)を除いたものを生活雑排水といいます。
私たちが1人1日に出す生活排水のうち、生活雑排水の汚れは全体の約67%を占め、とくに台所からの汚れが多くを占めているんですね。

 

今や洗剤は生活になくてはならないものになっています。

僕もお皿を洗うときは『洗剤』を使いますし、お風呂でも『ボディソープ』『シャンプー』『トリートメント』『洗顔』など様々なものを使います。

それが『環境汚染』の原因になってしまっているなんて・・・

だからと言って『明日から禁止!』となったらとても困りますよね?

ですから環境にも人にも優しくするために一人一人が『少しずつ』減らす様にする努力が大事だと思うんですよね。

 

次の項では、どうやってこの生活排水が海に流れていってしまうのか?

という疑問に答えていきたいと思います!

 

2・なぜ問題が拡大しているのか

世界的に生活排水が問題となっていることが分かりましたが、なぜここまで問題が拡大してしまったのでしょうか?

 

その理由は主に下記の2つの理由と言われています。

 

1・都市部の人口集中

 

こちらは主に世界の問題で、各国には100万人を超える大都市10万人を超

える地方都市が数多くあります。

 

その中には排水設備が人口増加に追いついていない都市もあり、糞尿を含む排水

の3分の2がそのまま海や川に流されてしまっている国もあります。

 

2・罰則をもった法律がなく規制が難しい

 

こちらは主に日本の問題で1990年の水質汚濁防止法改正初めて生活排水対策が

盛り込まれましたが、基本的に住民の注意や指導に限られています。

 

また、多くの自治体でも生活排水対策をしていますが、注意喚起や住民の努力義

務を定める内容にとどまっているので、強制力がなく結果いまだに流出が収まら

ないと考えられているのです。

 

3・海に与える影響

生活排水が海に与える影響の中で最も代表的なものに『赤潮』があります。

 

この赤潮は生活排水に含まれる『富栄養素』によってプランクトンが大量発生する事によって起こります。

赤潮が発生するとプランクトンが酸素を大量に消費するため、魚介類を死なせ、養殖を含む漁業に大きな被害を与えることもあるのです。

赤潮で全滅した東風浦さんの養殖トラフグ(2020年9月20日)養殖トラフグ約8万7千匹が全滅

 

これからも釣りを楽しんだり、美味しいお魚を食べるためにはこの『赤潮』の対策や予防が必須なんですね。

 

4・未来の海は?

このままいくと未来に海はどうなると思いますか?

魚だけでなく海洋生物全体が減少していってしまうかもしれません。

また、生活排水は海洋汚染だけではなく水質汚染にもつながります。

人は水がなければ生きていけませんから私たち『人間』にとっても決して『他人事』では無いのです。

『環境に優しくなる』ということは『僕たちの徳(得)になる』こととも言えるのです。

 

環境にも自分達にも優しい取り組みをみんなで出来たら素敵ですね。

 

では、一体何僕らにできる対策は何があるのでしょうか?

次の項でその疑問にお答えしたいと思います!

 

5・僕らに出来る対策

 

少しでも未来の海を綺麗にしたい、少しでも生活排水を減らしたいと思っても『一体何をすればいいんだろう?』そう思いますよね?

それは案外簡単なことかもしれませんよ?

 

〜僕らにできること 台所編

  • 1・食事や飲み物は必要な分だけつくり、食べきれる分、飲みきれる分だけ
  • を注ぎ、残り物を流さないようにしましょう。
  •  
  • 2・油は使い切る工夫をしましょう。やむを得ず捨てる場合は、古新聞などにしみこませて、燃えるごみとして捨てましょう。
  •  
  • 3・食器や鍋の汚れは紙などで拭き取ったり、ヘラでかき取ってから洗いましょう。
  •  
  • 4・食器を洗うときは、洗剤は適量を使いましょう。
  •  
  • 5・調理くずや食べ残しが流れてしまわないように、水切り袋などを使いましょう。
  •  
  • 6・お米のとぎ汁は植木の水やりに利用しましょう。(1回目の濃いものだけでも水やりに利用しましょう。養分が含んでるので、よい肥料になります。)

 

〜僕らにできること トイレ洗濯お風呂編

  • 1・トイレは使用後にこまめに掃除しましょう。(洗剤を使う回数が少なくてすみます。)
  •  
  • 2・入浴や洗濯の際は、石けん・洗剤・シャンプー・リンスなどは適量を使 いましょう。(たくさん使っても洗浄力が高まるわけではありません。)
  •  
  • 3・髪の毛などが流れてしまわないように、お風呂の排水口に目の細かいネットを張るなどしましょう。
  •  
  • 4・お風呂の残り湯は洗濯に利用しましょう。(温水なので汚れ落ちがよくなります。衛生上、すすぎは水道水で。)

 

この様に僕らの少しの心掛けで生活排水は減らしていくことが出来ます。

気づいた時にこういった事をするって考えたら簡単な気がしてきませんか?

 

他にも行政は下水道の開発拡大をしたり、企業や団体は注意喚起を呼びかけたり、情報を発信したりして生活排水を減らす努力をしています。

 

こういった努力が身を結びいつか生活排水の問題が解決できたらいいですね!

 

6・まとめ

 

今回は生活排水にスポットを当てて書いてみました!

生活排水は最も僕らに身近な環境問題であり、僕らの行動がダイレクトに反映されるんだなと考えさせられましたね・・・。

 

この問題は企業や行政の取り組みよりも個人の心掛けが何より大切なんですね!

 

皆さんももし宜しかったら、少しだけ無理ない範囲で構いません。

生活排水を少なくする小さな活動をしてみてくれたら嬉しいです!

 

次の環境問題の記事はマイクロプラスチックの深掘りを書いていこうと思います!

次の記事も読んでいただけたら嬉しいです!

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