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【分かると面白い!Wild Sceneが紹介する釣り方の指南】

釣りは創意工夫でするもの。

 

必ずしも釣りには正解や間違いといった考え方はありません!

 

何においても、基本というものがあり、その基本に沿って釣りをすることが大事なのです。これが今後の釣果向上へつながります。

 

釣りをするうえで大事なことや、ステップアップするための有益な知識を順番に紹介していきます。

 

 

1.マッチ・ザ・ベイトの重要性

 

 

ルアーのサイズを選ぶ時に最も大事なことは「マッチザベイト」。つまりどういう意味か。そのときどきでターゲットとなる魚が捕食しているベイト(エサとなる小魚や甲殻類など)にルアーを合わせるということです。

 

だが初めて行く場所などではこれを知ることは、経験と知識がないとなかなか難しいです。しかし簡単な方法手段として、足下周辺を見渡し、ベイトとなる魚を判断することは可能です。

 

ルアーフィッシングではこのベイトの有無が釣果を大きく左右します。目で見える範囲にベイトの小魚がいれば期待大です。さらにベイトの種類が分かれば、どのようなルアーを選んだらいいか分かります。釣れる確率は”グンッ”と上がりますよ。

 

 

2.どんなルアーがいいの?

 

現在、釣り具屋・インターネットなど販売されているルアーの種類はとても多いです。初めて釣りをする人はどれを買ったらいいか迷うことがあると思います。

 

結論から言うと、予算的に問題無いのであれば、自分に経験値を増やす意味でいろいろとルアー本体や付属パーツをたくさん購入をして、フィールドで試してみるとよいと思います。

 

ルアー自体、全体のフォルムでそれぞれ形で動きが違いますし、フックの形を変えるだけでも動きが変化したりします。慣れてきたら自分自身の工夫で、自由自在にカスタマイズをオススメします。

 

そうではない場合でも、ルアー自身のレンジ・アクションの動きなどの特徴を勉強をして、ポイント状況や狙うターゲットを明確に絞りましょう。頭の中でしっかりとルアーの使い方のイメージが出来たら、それに合わせルアー自身を選択し購入するのが賢明です。

 

基本に忠実であればあるほど、応用の幅も広がり釣れる確率は上がります。反対に思いもよらない釣果だってあるのも現実。個人の自由を尊重した上で、いろいろとチャレンジしてみてくださいね。

 

■絶対使いたい4種類のルアーの特徴

 

 

《ミノー》

ミノーは2種類に大きく分類されます。『フローティング』と『シンキング』です。フローティングは水の中で浮き、シンキングは水の中で沈んでいきますのでこれらの基本的な構造は覚えましょう。

 

▶フローティングのミノーはリールを巻いてルアーを引いてくると、リップの推力で沈んでいき一定のレンジをキープします。メーカーによってレンジのばらつきはありますが、レンジのキープ力に優れています。

 

▶シンキングのミノーはフローティングのミノーより深いレンジを攻めることができます。近年はキャスティングの際に「飛距離が伸びる」という理由から使用する人も多いです。リップとボディが一体化したリップレスと呼ばれるタイプが人気です。

 

 

《ペンシル》

リップのないミノーに似ているこのペンシルですが、ペンシルの場合、ロッドで積極的にアクションを行い操作し、水面でターゲットにアピールさせます。よくトップウォーターゲームに使われますよ。

 

また『ドッグウォーク』という独特のアクションがありますが、この由来は犬が散歩中にキョロキョロしてる様子から、首振りでルアーを動かすことがこれに似てるというので付いたそうです。

 

 

《バイブレーション》

ルアーの形は他とは少し違い、ボディが平たいです。リールを引くと”ブルブル”と細かく振動させながら魚にハイアピールしていきます。ただしその反面スレるのも早いのがこのバイブレーションルアーです。

 

メリットは飛距離も出せること。入水後、すぐにルアーを引けば中層あたりのレンジを攻めることができ、入水後、いったん底まで沈ませてルアーを引き始めれば、ボトムを攻めることが出来ます。ただし、その際は根掛かりに注意です。

 

 

《メタルジグ》

メタルジグは万能ルアー。ありとあらゆるフィッシュイーターに効果的です。バイブレーション同様、飛距離が出せる点と底から水面まで全てのレンジを攻めることができる点で、オールマイティーです。絶対カバンに入れておきたいマストなアイテムですね。

 

トップレンジ(上層)ミドルレンジ(中層)ディープレンジ(下層)全てのルアーの潜行レンジをしっかりと把握をし、ゲームの組み立てを頭の中で作ってみてください。

 

3.アピール系で攻める?それともナチュラル系?

 

さてルアーの種類に加え、さらにたくさんのカラーバリエーションがあるのはご存じですよね?多くのアングラーは状況によってカラーを変える、いわゆる『カラーローテーション』をしています。

 

中には状況の有無に関わらず、『カラーローテーション』をしない人もいます。しかしながら、前者の方が間違いなく釣れる確率は高くなります。

 

■カラー別概要

 

ルアーは単色のみというのはほぼありません。ほとんどのルアーは複数の色でカラーリングされており、ベースとなるカラーの上からさまざまな色がつけられている物が主流です。

 

◎アピール系・・・ピンクやライムグリーン、蛍光カラーなど派手目な色の目立つ色を全般に指します。こういったカラーはターゲットに対してのアピール力が強いです。

 

光量が少ないとき、潮が濁っているときは当然海の中での視界は悪くなり、ターゲットからは発見されにくくなります。そういった場合はこのアピール系のルアーを使うことにより、発見させやすくします。

 

またターゲットの活性が高い時は、魚同士でエサを取り合っていたりすることがよくあります。そんな状況には、なるべく目立つルアーの方が釣果が期待できます。

 

<アピール系の狙い目>

・光量が少ないとき(曇りやまづめ時)

・潮が濁っているとき

・ターゲットの活性が高いとき

 

◎ナチュラル系・・・自然界に存在するものに近いカラーを指します。ブルーやブラウン、オリーブなど、どちらかというと魚の背の色に近い感じになります。

 

自然界に近いナチュラルなカラーはターゲットに対して違和感を与えず、警戒しにくいと言われます。つまり晴天時や潮が澄んでいる状況では海の中の視界は良くなり、魚から見るルアーのシルエットは視界が良く、発見されやすいです。

 

<狙い目>

・光量が多いとき(晴天時)

・潮が澄んでいるとき

・ターゲットの活性が高いとき

 

まづめ時などのチャンス時は、まずアピール系のルアーで積極的に攻め、反応がないのであればナチュラル系のルアーで攻めるカラーローテーションがいいでしょう。理論としてアピール系で反応が無いということは活性が高くない。つまりこれが正解だとすれば、活性の低い魚はビックリして逃げてしまいます。

 

 

4.カラーについてもっと詳しく見てみよう

 

◇シルバー系

イワシ、コノシロ、ボラなど魚のウロコのように見える「ホログラム」が入ったものが多い。特徴は太陽が上がりきった時、潮が澄んでいる時などでのフラッシング効果が高く、また光の波長が遠くまで届くため、ターゲットを寄せる力も抜群です。一番多くのルアーに使用されているベースカラーです。

 

 

◆ブルピン

背中側にナチュラル系のブルー、腹側にアピール系のピンクが入ったカラーで、腹側のアピール系カラーはターゲットが下から見上げたときに視認性が高いと言われます。多くのアングラーが愛用しているルアーです。

 

 

◇コットンキャンディ

ルアーの側面にピンク・ブルー・イエローなどわたあめ状の模様が入っているカラー。ナチュラル系の部類に含まれるこのルアーはナイトゲームの定番カラーでよく使われます。

 

 

◆ゴールド系

デイゲームで使用するカラーで、シルバーとの違いは潮が濁っているときに効果があります。濁った海中ではシルバーよりも光の波長が遠くまで届きやすく、海中の視界が悪い中でも、遠くのターゲットにルアーの存在をアピールするのに効果的です。

 

さらに朝・夕などの黄色っぽい光は、特に波長が合い、効率的に反射するため、まづめ時に有効なカラーになり必須アイテムです。

 

 

◇アカキン

背中に赤色があしらわれているカラーのルアーで、赤はシルエットをはっきりさせる効果があると言われ、エギングや青物では代表的なカラーです。

 

 

◆グリーンゴールド

背中に緑色があしらわれているカラーのルアーで近年シーバスなどで人気が高いカラーです。

 

 

◇パール系

ナイトゲームでよく使われます。デイゲームでも光量が少ない状況で使われます。ホワイト系カラーで、現在はパールホワイトへシフトされている。ホワイトは光量が少ない中でも視野性が高く光を反射します。

 

・チャートバック

視野性が高く、背中がチャートカラーで腹側がピンクやオレンジとなっている。

 

・レッドヘッド

頭の部分をレッドにした特にシーバス用の定番ルアー。この赤い部分がターゲットからはベイトフィッシュのエラにみえるそうですよ。

 

 

◇チャート系・クリア系

チャートは蛍光のカラーのことで、ピンクやオレンジまたはライムグリーンが主となっています。ナイトゲームや光量の少ない曇り空で使われるアピール系カラーの代表格です。ターゲットに対してアピール度が高いだけではなく、アングラーからも視認性が高いのが特徴です。

 

またクリア系は光を透過する透明なボディを採用したモデル。ペンシルなどの入層や水面直下をスイムするルアーに採用されていることが多いです。ボディで光が屈折するので下から見たときに目立ちやすいです。

 

 

5.キャスティングの重要性

 

キャスティングはただ「投げる」だけでは、あまりよいとは言えません。狙ったところへ投げれなくても釣れることはありますが、確実性には欠けます。狙ったところへ投げる練習は必ずしておきましょう。

 

特に遠投が必要となるキャストも多いのがこのルアー釣り。

「あと数メートル飛距離が出れば・・・」

「ナブラが湧いてるところに投げたつもりが、変なところにルアーが飛んでいった…」

など。初めはよくあることです。

 

より遠くへキャスティングする方法を覚えましょう。

 

①長めに垂らしルアーをブランコのように後方へ振る。(目安はルアーが自分のリールの高さぐらい)

 

②竿尻を持ち上げ頭と同じくらいの位置に構える。

 

③ルアーが一番後ろに来たときにキャスト開始。*(はじめはここから開始しましょう)

 

④リール側を持つ手を前に突き出すようにして、反対の手は胸に引きつけるようにします。力まないようにロッドを最後までしならせるように押し出すように振りましょう。

 

⑤着水まではラインがスムーズに出るように、ロッドの角度は一定に保つようにします。

 

はじめはコントロールが難しいですが、頑張って練習しましょう。キャスト時にロッドが左右にブレないことに注意してください。

 

 

6.釣行記録は自分の財産になる

 

 

釣行から家に戻ったら、その日の釣果結果をスマホやノートなどメモ帳に記録しておくクセをつけておきましょう。

 

〇魚が釣れた魚種・数・時間

何時に釣れたかや、また数、時間帯を記録することで、さまざまな分析が可能になります。

 

〇潮の干満時間と水質

潮の状態や水質(透明度・濁り)を確認します。また潮は上げ潮なのか、下げ潮時によく釣れたなどもあれば、次回にどのタイミングで魚を狙えばいいのか目安になります。

 

〇天気と風の強さ・向き

天候・気圧にも魚は影響されるため、天気も貴重な資料になります。事前に天気予報を調べ綿密に計画をしましょう。(風をかわすポイントなど)

 

〇ヒットしたルアー

記憶は意外と曖昧です。何年かも経てば人間忘れてしまいますので、釣れたルアーの種類とカラーの写真を一緒に記録しておこう。

 

〇場所・立ち位置

どこのどの場所で釣れたかを記録します。キャストの方向や距離、狙ったレンジを残しておけば完璧です。

 

 

釣りの記録を残すためには、釣れなかった日のデータも重要になります。何年後かには自分だけの必釣メモになるため、継続が大切です。

 

 

■初心者からステップアップ!中級者・上級者になるための5つの心得

 

初心者を脱して中級者になるには、一定の釣行を重ねなければいけません。事実、長年の釣り歴を持っていても、初心者を脱せないアングラーもいます。

 

「うまくなるためにどうしたらいいか・・・」

 

上達への心得とは、

①常に釣果を求める前向きな姿勢

 

②効率優先の釣りをこころがける

 

③ターゲットの生態を細かく探求する姿勢

 

④多くの釣り場に足を運ぶ

 

⑤四季を通じて釣行に出掛ける

 

もちろんこれだけではないと思いますが、5つの上達への心得を守れば確実にステップアップへとつながります。運だけではなく理屈で話が出来ることだったり、タックル含めトラブルレスなど自信を持って釣りができれば、その時はもう初心者から脱している証です。

 

 

まとめ

 

釣れないことを思うよりも、釣れる要素を次々と実践していくことに真の価値があります。釣りは確率論です。これをうまく使うことでより釣果を得られます。なぜ釣れないよりも、こうすれば釣れるという引き出しの多さを学んでいきましょう。

 

釣りに終わりはない。釣りは本当に楽しい趣味ですよ♪

 

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