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フライフィッシングの文化と歴史|【起源や発祥】について紹介します

今回はフライフィッシングとその歴史についてお話したいと思います。

 

「フライフィッシングについてあまり詳しく知らない」という方も多いのではないでしょうか?

 

本記事を読めば、フライフィッシングの歴史についての勉強ができて興味も沸いてくるかも!?

 

それでは順番に見ていきましょう!

 

 

 

【目次】

1.フライフィッシングとは?
2.ルーツを知ろう!起源と発祥について
3.サーモンフライフィッシング文化
4.フライフィッシングはハードルが高いのか?
5.フライフィッシングでの基本的なルールやマナー

6.日本ではどのように楽しまれている?

7.まとめ

 

 

1.フライフィッシングとは?

そもそもフライフィッシングとは歴史は深く、川虫などに似せた毛バリを用いて渓流魚を狙う、難易度が高い特殊な釣りのことを言います。

 

一般的によくターゲットとして挙げられる魚は、主にトラウト(マス系の魚)で、

・ニジマス

・ブラウントラウト

が主流です。

トラウト系の魚は、水面近くでエサとなる虫類や小魚を捕食します。

 

そのため、フライフィッシングではトラウトたちのエサとなる虫類や小魚などを模した「フライ」という擬餌針を使用するのです。

 

最近ではトラウト系の渓流魚のみならず、

・ブラックバス

・ブルーギル

・ウグイ

・オイカワ

など色々な魚が対象魚になっています。

 

さらに海水域に生息している魚をフライフィッシングで釣ることもあるようで、

・シーバス

・シイラ

など、フライフィッシングのターゲットになることもあるんですよ。

 

このように無数に対象となる魚がいることもフライフィッシングの大きな魅力と言えるでしょう。

 

フライは羽毛などで手作りされることが多く、「自分が作ったフライで魚を釣った」という快感が釣り人を虜にします。

 

市販のルアーやエサではなく、手間暇かけて作ったフライで魚を釣ることに意義があるのでしょう。

 

世界中の老若男女のファンが多い釣りのジャンルで、ゲーム性の高さも相まって、日本でも人気が出てきています。

 

2.ルーツを知ろう!起源と発祥について

フライフィッシングは、およそ500年前にイギリス貴族の間で楽しまれていたことが発祥と言われています。

 

現在も格調高い紳士のスポーツとして愛されており、イギリス貴族が来客をもてなすために、

「私有の土地に流れる川でフライフィッシングを行いながら商談をしていた」

という話もあるくらいです。

 

魚を捕まえる手段というよりは、「純粋な娯楽としての釣り」と言えそうです。

 

もともと貴族が嗜んできた文化から少しずつ形を変え、今現在まで根付いているのですね。

 

3.サーモンフライフィッシング文化

さて、フライフィッシングがイギリス発祥であることはお話しました。

 

当然イギリスやスコットランドの国では、現在も高貴な釣り文化としてフライフィッシングが嗜まれています。

 

これらの国の河川では、春を過ぎると大西洋に生息する1メートルほどの「アトランティックサーモン」が遡上してきます。

 

このサーモンは魚体が大きく、見た目も美しい。それでもって肉厚で脂も乗って美味。それがフライ(毛バリ)で釣れるんです。

 

貴族が釣るのに相応しい魚という位置づけから、フライフィッシングのターゲットとして人気が高い。

 

そのためフライフィッシング発祥のイギリスやスコットランドでは、遡上してきたサーモンを釣り上げるというサーモンのフライフィッシング文化が発展したのです。

 

スコットランドでは、サーモン釣りの解禁期間が定められており、

川で釣りをする場合は、「有料の許可証」などが必要になります。

 

多くの釣り場では、カエシのない「バーブレスフック」の使用と、

「釣り上げた後のサーモンのリリース」が義務付けられているのです。

 

国を挙げてフライフィッシング文化が大切にされていることが伺えますね。

 

4.フライフィッシングはハードルが高いのか?
結論から言えば、昔ほどハードルは高くありません。

 

しかし「フライフィッシングを始めよう!」と思っても、フライ用釣り具は一般的な釣具店では取り扱いが少ないこともよくあります。

 

「ハードルの高いマイナーな釣り」というイメージが否めないのは、そもそもフライフィッシングをやっている釣り人口自体少ないことが理由の最大の一つであるでしょう。

 

それでもYouTubeには若者がフライフィッシングの動画をアップしていたりするなど、これからの伸びしろはまだまだあります。

 

繰り返しますが、フライフィッシングはイギリス貴族の間でも嗜まれていた由緒正しいスポーツ。

・何か周りの人と違う趣味を探している

・夢中になれる趣味を探している

興味があるならぜひともチャレンジしてみる価値は十分にあるでしょう。

 

今やキャンプ人気もある中、これからもさらに渓流釣りが若者を中心に一新される可能性が大!

 

釣り×キャンプといった「釣りキャン」に期待がかかり、あらゆる企業が市場に参戦し、賑わうと思います。

 

5.フライフィッシングでの基本的なルールやマナー

フライフィッシングを行う上で、最低限守るべきルールやマナーをいくつか紹介します。

 

自然を大切に

フライフィッシングは渓流や河川など、美しい自然の中で楽しむことの多い釣りです。

 

釣り全般に言えることですが、釣り糸の残骸や持ってきたペットボトルのポイ捨てなど、釣り場でゴミを捨てることはしてはいけません。

また自然河川の場合は「遊漁規則」を必ず守ってください。

 

当然ながら、規則を守れない人にフライフィッシングをする資格はありません。

言うまでもありませんね。

 

周囲の安全に気を配る

フライフィッシングでは特殊なキャスティングをするので、普通の釣りよりも広いスペースが必要になります。

 

不注意のまま釣りを続けることは、他人に釣り針で危害を加えることに繋がりかねません。

 

背後に誰もいないことを確認して、釣りをすることも忘れないでください。

 

先行者との気持ちのよいコミュニケーション

釣り場はみんなのものなので、自分が入りたかったポイントに、先行者がいるというシチュエーションもあるでしょう。

 

このような場合、無理に先行者の近くのポイントに割り込もうとするようなことは避けましょう。

 

どうしてもそのポイント近くで釣りをしたい場合は、先行者に一声掛けてから近くのポイントに入ることがスマートな釣り人としてのマナーです。

 

6.日本ではどのように楽しまれている?

日本においてのフライフィッシングの始まりは、1902年(明治35年)

イギリスの商人、トーマス・グラバーが栃木県日光市の湯川にカワマスを放流したことが始まりだとされています。

 

全国各地の渓流域でヤマメやイワナなどを狙ったフライフィッシングが楽しめますが、

上の写真を見てのとおり、栃木県湯川付近の一帯では今でも「日本のフライフィッシングの聖地」として、100年以上愛好家の中で根強い人気があるのです。

 

日本のフライフィッシング人口は、そこまで多くはありませんが、これからは徐々に増えてくるでしょう。

 

また保全活動として日本フライフィッシング協会を中心に、

・在来種の稚魚

・親魚や受精卵の放流

・河川のごみ拾い

等の河川環境の保全や、積極的に子どもたち向けに普及活動が行われています。

 

7.まとめ

いかがでしたか?

 

今回はフライフィッシングについて紹介してきました。

 

手軽な釣りとは言い難いものの、深い歴史と奥深い魅力を持ったフライフィッシング。

 

大自然の中で楽しめる魅力的な釣りのジャンルであることは間違いないでしょう。

 

気になったあなた、ぜひともチャレンジしてみてはどうでしょう?

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