天竜川の歴史と伝説


| 
 夏を過ぎたといえどまだまだBBQなどやっている方多いですよね?? 僕も川の方に行くとBBQをやっている方をよく見かけます! 
 そこで友人から『天竜川って源流は長野なんだってー』と聞いて 無知な僕は『えっ!?そうなの??』と驚いてしまいました。笑 
 そこで天竜川について興味が湧いたと無知な知識を補完するために(笑)今日は 『天竜川の歴史』について書いていこうと思います! 
  | 
topics

【天竜川(天龍川)】
| 
 長野県から愛知県、静岡県を通って太平洋に流れる一級河川のひとつ 幹川流路延長は213km(日本全国9位) 流域面積は5,090km2(日本全国12位)  | 
諏訪湖の唯一の出口である釜口水門が源流の天竜川
長野県から伊那谷を通り、愛知県をかすめ、静岡県へ抜ける。
浜松市天竜区二俣町鹿島を通り浜松市と磐田市の間の低地を流れ、遠州灘に出ていきます!
| 僕らが見ている河口の川も遥々長野から流れてきてくれているんだねぇ! | 

【名前の由来】
霊亀元年(715年)には麁玉河と呼ばれており、水害を起こしたと言われているよ
また別名で荒玉河とも記してあるんだけど、どちらもアラタマガワ(掘り出して磨いてない玉、荒々しい川を意味する)って読むんだよね。平安時代には広瀬川と呼ばれ鎌倉時代に天中川そして今の天竜川と呼ばれるようになったんだね!
| 「天竜」はもともと、天から降った雨が諏訪湖へ流れ出て天竜川の流れとなることから、「あめのながれ」と読まれたが、のちに音読みとなったという説があるよ! | 
【竜の字が使われた2つの説】
- ・天竜川の水の流れが速く、竜が天に昇っていくかのように見える
 - ・天竜川の流れ出る諏訪湖の近くにある諏訪大社に祭られている竜神から取った
 
【あっきーの都市伝説】
『”龍が猛り狂うように荒れる様”から水害が多い川には竜がつく』と言われていたりするんだよねぇ。
今回の『天竜川』も”竜”がついてるから3つ目の由来になっているんだよー!
実際に『暴れ天竜川』なんて呼ばれ方もしてるんだねぇ
【天竜川の歴史】
慶長11年(1607年)、角倉了以が東大寺大仏殿改築に必要な木材の運搬のため、天竜川川底の土砂などを除去する工事を行い、信濃国平出(長野県辰野町)から遠江国掛塚(静岡県磐田市)まで通船させて以来、江戸の建築用木材が流域の山林で伐採され、天竜川を使った木材流送(筏流し)により届けられた。
1950年代に入ると天竜川でも電源開発が進み、ダムの建設が進んだことから、1956年前後には木材の輸送は筏流しから陸送に転換した。
| 少し前までは『天竜川』を使って木材が運ばれてたんだね!びっくり! | 

赤石山脈・木曽山脈という日本の屋根に挟まれながら流れる天竜川水系は、その急峻な地形ゆえに古来より水害に悩まされた。
天竜川の上流域は、中央構造線をはじめ多くの断層が走り、たくさんの土砂が流れ出し、急流の暴れ川です。このため、昭和12年より国による砂防事業が始められ、昭和22年からは治水事業が行われています。さらに、戸草ダムの建設等、ダム事業も行われています。下流域は、急流部から流れ出た天竜川が、扇状地に流れ出でて氾濫を繰り返していたことから、昭和2年より国による継続的な改修事業がすすめられています。
| 天竜川は国の治水開発によって災害から守られている歴史があるんだね! | 
『今まで起きた主な災害』
| 
 M44,8,4  | 
 台風  | 
 磐田市  | 
 死者・行方不明者  | 
| 
 S32,6,26~28  | 
 梅雨前線  | 
 駒ヶ根市  | 
 死者・行方不明者  | 
| 
 S36,6,23~30  | 
 梅雨前線と  | 
 駒ヶ根市  | 
 死者・行方不明者  | 
| 
 S43,8,30  | 
 台風10号と  | 
 駒ヶ根市  | 
 死者・行方不明者  | 
| 
 S58,9,26~28  | 
 台風10号  | 
 駒ヶ根市  | 
 死者・行方不明者  | 

浜松にある『岩水寺』には
| 天竜川龍神伝説 | 
が古くから伝えられています。
『坂上田村麻呂将軍と赤蛇伝説』

| 
 当時勅命を受け東国に向かっていた田村将軍は天竜川につきました。 天竜川はその当時、岩田の海と呼ばれる程広く、非常に荒れており、地域の人々を困らせていました。  | 

| そこで田村将軍は『岩水寺』に参拝し、薬師様に民を救いたまえと御祈願されました。 | 

| すると岩水寺のすぐ東側、岩田の海、袖ヶ浦と呼ばれる地域にて荒れ狂う海から、美しい玉袖と名乗る姫がお薬師様の神々しい光と共に現れました。 | 

| 
 将軍様の奥方に迎えられた玉袖。やがて玉袖は身重となりました。いよいよ出産という時、 産屋を建ててもらい「わらわが産み終わって出てくるまで、決してこの中を覗かれないで下さい。」と、将軍に堅く言いおいて産屋へ入られました。  | 

| それから七日経ちましたが一向に出る気配がありません。心配になった将軍がふと産屋の節穴より覗いてみると、中には三十メートルはあろうかという大蛇が赤子を舐めていました。 | 

| 
 驚いた将軍は産屋を蹴破り、中に入り込もうとするや、目の前に赤子を抱いた美女、玉袖姫が現れました。 
 「自分はこの海に住む蛇であります。お薬師様のお力で将軍様にお仕えする事が出来ましたが、本来の姿を見られた限りお別れしなくてはなりません。ただこの子はあなた様のお子であります。どうか立派な武将にお育て下さいませ。」と2つの宝珠を渡して岩水寺の赤池へ消えて行かれました。  | 

| 
 それから八年の年月が経ち、将軍は再び勅命を受け息子をを同行しこの地に来ました。 そして荒れ狂う岩田の海に水干の玉を投げ入れました。すると海はたちまち汐が引き広々とした陸地になりました。  | 
近くにある『有玉神社』この時の宝珠が奉納されていると言われていて、また『岩水寺』にある鍾乳洞は信州(長野県)の諏訪湖に繋がっていると云われています。
このほかにも『岩水寺』には天龍伝説が伝わっておりそのどれも興味深いので、是非皆さん1度訪れてみてください!
霊験あらたかないい場所ですよ!
『高野山真言宗別格本山 龍宮山 岩水寺』
天竜川の最初の名称が2つの『アラタマガワ』
その意味は荒々しい川と掘り出して磨いてない玉。
そして伝説で荒々しい川を沈めたのも荒玉
なんか繋がっている気がしませんか??
それでは!また次の記事で!バイバイ!

関連情報
公式オンラインショップ
| 屋号 | 株式会社ベストマーケティング | 
|---|---|
| 住所 | 〒437-0045 静岡県袋井市彦島6-2 | 
| 電話番号 | 0538-38-9756 | 
| 営業時間 | 9:00~17:00 | 
| 定休日 | 土日祝日 | 
| 代表者名 | 西端友基 | 
| info@wild-scene.com |