海を活用した自然療法『タラソテラピー』
ども!コンチャっす!WildScene広報担当のあっきーです!
今回は前回の記事、海が体にもたらす『いい影響』の続きでもある
『タラソテラピー』について書いていこうと思います!
『タラソテラピー』とは『海洋療法』とも言われていて、
ギリシャ語の「タラサ(海)」とフランス語の「セラピー(療法)」からなる造語で、1967年にフランス人医師ラ・ボナディエール博士によって確立された自然療法です。
要は『海を活用した自然療法』であり、
海を構成する成分を体に取り込むことで
『より綺麗に』『より健康に』なる事を目的としています
しかもそこにはちゃんと『医学的根拠』も存在しているとの事!
今回はそんな神秘的でもある『タラソテラピー』のあれやこれやを紐解いていこうと思います!
それでは!どうぞ!
目次
タラソテラピー |
タラソテラピーの基本は、海水に浸かることです。海水を利用した水浴、吸入や、海底泥や海藻のからだへのパックといった治療法が、医師の処方のもとに実施されています。最近はリフレッシュ効果や健康維持などを目的に施術を受けている方も多いようです。
また、海洋性気候を活用した転地療養も、医療の一環として行われています。「タラソテラピー」とは、こうした海洋性の気候や、海に関連する健康素材を利用して、病気の改善や予防を図る健康法のことです。
タラソテラピーの効能 |
海水は保温効果が強く、海からあがっても長い時間温かく感じ、体温も冷めにくいです。
殺菌効果、筋肉の弛緩作用、自立神経や内分泌系機能を安定化する効果もあり、症状の改善や健康増進に活用できます。
また、海水の浮力は大きいので、関節や下肢に負担をかけずに効果的な運動に取り組めます。
タラソテラピーは、リハビリテーションから、健康回復、健康づくり、リラクゼーション、ビューティーまで、幅広く対応しています。
医学、科学的な理論に基づいたタラソテラピーが基本ですので、世界で共通するタラソテラピーのサービスは、すべて医学的な根拠が存在します。セラピーにはおおむね200種類以上の類型があるといわれていますが、大きく区分したものをご紹介しましょう。
ハイドロセラピー(水治療法) |
水(海水)をさまざまな形態で活用し、海水が持つ圧力、温、そして成分の刺激を体に与えて、目的とする効果、効用を得るものです。ハイドロセラピーは、海洋療法で最も効果的かつ特徴のあるセラピーです。
キネジセラピー(運動療法) |
運動の刺激を活用し、身体機能の維持・向上、自律神経の調整を目的に行う療法です。陸上、水中どちらでも行います。海水中では、水の浮力、抵抗、水圧、熱の刺激に加えて、30g/L含まれる塩分が経皮的に起こる生化学的な反応も活用します。個室で行われる種々のマッサージもこの一種です。
テルモセラピー(温熱療法) |
温、冷問わず熱の刺激を活用してそれから発生する生理的な反応を活用する療法です。タラソテラピーで最も代表的な療法、海藻を用いたアルゴパックもこの一種です。タラソテラピーに限らず、温かい刺激から冷たい刺激を与えるローマンアイリッシュ浴は、巧みに熱の刺激を用いた療法として有名です。
クリマセラピー(気候療法) |
クリマセラピーは、タラソテラピーに限定した療法ではありませんが、タラソテラピーでは海洋性気候を用いた気候療法は、数々の有益な健康効果をもたらす気候療法として有名です。海岸で潮風による冷刺激を受けながら、砂浜を運動の負荷を管理しながら行うウォーキングは、地形療法としてドイツを中心とした海浜保養地で積極的に活用されています。潮風が含む塩分の粒子(海塩粒子)を海岸で吸入する吸入浴も、タラソテラピーで代表的な療法の一つです。
海は古来より生命と美の象徴として扱われてきました。
古代ギリシャ時代に海水が治療に活用されていたことも有名です。
ヨーロッパの海岸地帯には、ほぼ例外なく健康増進のためのタラソテラピーセンター、治療を行う海洋療法病院が設置されています。世界各国のタラソテラピーセンターの共通点は、現代医学として科学的、医学的に行われている点です。日本ではレジャー、エステという印象が強いですが、世界的には健康増進、ウェルネス、治療というイメージでとらえられています。
フランスのタラソテラピー |
フランスでは2000年まではタラソテラピーセンターで行うセラピーの一部に健康保険が適応されてきました。かつては、高齢者のリハビリテーション、健康回復、保養として海岸線全域にタラソテラピーセンターが立地します。最も古い施設は1899年から営業していますが、多くのタラソテラピーセンターは、1960~70年代に開設され、その後何度かの流行を経て現在に至っています。
美しく老いることをテーマに、医療・健康増進を担うラソテラピーセンターにエステティックセンターを併設して、総合的な機能を持たせました。2000年以降は、医師のカウンセリングのない短期的なプログラムが流行し、週末をはさんだ2泊3日から半日の体験プログラムが提供されるようになりました。
ドイツのタラソテラピー |
ドイツは北方にしか海岸線がありませんが、その短い海岸線に66地域もの州政府が指定した海洋療法地があります。歴史は古く、19世紀後半から海洋療法病院、療養所が次々に開設されました。立場的には、温泉療法、気候療法と同列の扱いを受け、3週間以上の治療プログラムに対しては、健康保険が全額または一部支給されます。世界的なスパブーム、ウェルネスブームの中でタラソテラピーと称する地域が増加しました。
ドイツでは、タラソテラピーはレジャーというよりも医療、健康増進のイメージが強く残ります。
冷たい刺激を使用したサービスが多用されるのが、ドイツのタラソテラピーの特徴です。
『タラソテラピー』は現在日本でも多くのエステサロンが導入しており、高い人気を集めています。タラソトリートメントという言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。ここでは、タラソトリートメントの効果についてご紹介します。
タラソトリートメントの効果 |
・海の恵みを利用したタラソトリートメントには、体にうれしいさまざまな効果が期待できます。海水や海藻、海泥など、海にある資源を活用することによって、本来人間が持つ自己治癒に働きかけます。
・海水に含まれるミネラルには細胞の活性効果が期待でき、滞りがちな体のリズムを高めることが可能です。体のリズムを整えるタラソトリートメントは、冷えた体に悩んでいる方にもおすすめです。
・海の成分は人間の体内と非常に似ており、体に浸透しやすいといわれています。肌が必要とする栄養素を肌細胞の深層部までなじませやすい状況にします。肌のきめを整える、美肌効果を期待できるでしょう。
タラソトリートメントの種類 |
【海水入浴療法(バルネオテラピー)】
海水入浴療法では、海水に含まれているミネラルなどの栄養素を全身の皮膚から直接取り込むことができます。タラソテラピーの中で最も重要視されている療法の1つです。人間の体にとって欠かすことができない5大栄養素の1つであるミネラルは、不足するとさまざまなトラブルを引き起こす恐れがあります。定期的に海水入浴療法を行うことによって、体のバランスを維持することができるでしょう。
【海藻療法(アルゴテラピー)】
海藻療法とは、海藻そのもの、または海藻を加工したものを利用した療法です。海藻に含まれるヨードは体のリズムを整える効果が期待できます。温めた海藻ペーストを体に直接塗ることによって、老廃物の除去や脂肪の分解に働きかけることが可能です。高い痩身効果が期待できるため、海藻療法をエステメニューに加えているサロンも数多く存在します。
【海泥療法(ファンゴテラピー)】
海泥を全身に塗ってパックする海泥療法は、エステでは定番になりつつある療法の1つです。海泥は長い時間を掛けて蓄積されたミネラルの沈殿物です。有機物を豊富に含むため、鎮静や殺菌、保湿効果を期待することができます。また、海泥は非常に吸着力が高いため、肌の老廃物を排除する際に役立ちます。美容のコンディションをキープしたい方には、おすすめの療法です。
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