⛺️【危険生物】知らないと危ない!山で注意すべき危険生物【アウトドア】⛰
”釣りやキャンプを代表とするアウトドア。
普段の生活から離れ『自然』を相手に行うレジャーは解放感もあり僕らに『自由』であることを教えてくれる最高のアクティビティです。
ただ、相手は『自然環境』。我々が予測できないことも起こりうるのです。
『天候』や『災害』『不慮のアクシデント』など。
そしてそれは『環境』だけではなく『そこに住まう者』も含まれるのです。”
ども!コンチャっす!WildScene広報担当のあっきーです!
と、前回と同じ始まり方でお送りしている今回なんですが、
前回、『海で注意すべき危険生物』を記事にさせて頂いたのですが、アウトドアのフィールドは勿論海だけではないですよね?そう。『山』です。
という事で今回は『山で注意すべき危険生物』を記事にしていきたいと思います!
山は水中と違って人間にとっても自由が効くので、海より大丈夫なんじゃ??
と、思う方もいらっしゃると思いますが、それは『大間違い』です。
『海』と『陸』はお互い生息圏が違うのである種『棲み分けができている』んですね。
つまり『お互いの領域』に入らない事で何も起こらないわけですが、
『山の危険生物』は『互いの領域が同じ』なんです。
だからこそ『海よりも気を付けなければいけない』部分が多くなります。
今回はそんなところも含めて記事にできたらと思いますので、よろしくお願いします!
それでは!どうぞ!
目次
【概要】
ツキノワグマは本州に多く生息している熊で、体色は黒く、胸の白い月の輪の模様が特徴。全長100~150cm、体重40~120kg程度であり、世界のクマ類の中では比較的小型の種類である。相対的にオスのほうが大型。
ツキノワグマは基本的には臆病な性格をしており、積極的に人を襲うことはありません。
しかし親子連れのクマは子グマを守るため神経質になっており、人を襲う事が多いです。
その為、もしコグマを見かけても可愛いといって近づかないようにしましょう。
近くに親熊がいる可能性が非常に高いです。
近年は食料の採れる山が『人の開拓』によって少なくなっている為『人里』に降りてくることがしばしばありますので注意いましょう。
【対策】
1・一人ではなく複数で行動すること。
2・音で自分の存在をアピールすること。クマ避け鈴や爆竹、笛など。
3・残飯や生ゴミは絶対に捨てないこと。
4・臭いでアピールすること。腰に下げる「蚊取線香」も有効。
5・危険なクマの出没警報が出されている周辺には、絶対に立ち入らないこと。
6・「クマ撃退スプレー」を携帯すること。
7・出会ってしまっても慌てず、騒がず、クマと向き合ったまま静かに後ずさりして離れる事。
【概要】
ヒグマは北海道に生息しており正式名称をエゾヒグマという。
孤独性の強い動物で、特に人間に強い警戒心を持ち、人を避けて生活している。
雑食ながら肉食性が強く、実際に人間が食い殺される事件も発生している。
最大で3mくらいまで成長し、日本国内の陸地で生息する哺乳類としては最大級。
一撃で人間の命を絶つくらいの力がある。
最近では「OSO18」と呼称される体重推定約400kg、立ち上がって手を上げれば高さは3mの超巨大ヒグマ雄個体の被害が北海道で相次いでいることが話題になっている。
『アイヌとヒグマの関わり』など、人とヒグマは古来より興味深い関係性があるのでまた別の機会に記事にしたいと思います。
【対策】
1・声を出し『人がいることをアピール』。
2・手を叩いてアピール。
3・熊鈴やブザーを身につけておく。
4・ヒグマの食べ残しなどに触れない、近づかない。
5・ヒグマの巣穴のようなものに近づかない。
6・出会ってしまっても慌てず、騒がず、クマと向き合ったまま静かに後ずさりして離れる事。
【概要】
関西方面で被害例が多い二ホンイノシシ。
最大で1.8m、180kg前後まで成長するといわれ、下あごに大きな牙があるのが特徴。
基本的に人間を怖がりますが、知能が高いため、何度か人里に下りてきている個体は人を怖がらないこともあります。
非常に突進力が強く、ねぐらなどに不用意に接近したり鉢合わせした人間を襲うケースも多い。
【対策】
1・近づかないでください(ウリ坊も)
2・落ち着いて行動してください
3・刺激しないでください
4・餌を与えないでください
5・出会ってしまっても慌てず、騒がず、向き合ったまま静かに後ずさりして離れる事。
【特徴】
ニホンザルは本州全土に生息しています。
基本的に人間には近づかない動物ですが、観光地で人間に慣れてしまった個体は、弱い女性や子供が持っている食べ物を奪い取ったりもします。
また、群れから離れた個体が人間を襲って噛みつく事件もときどき発生しています。噛む力が強く、噛まれると骨まで達するほどの大怪我をする事もあります。
このように『人の食べ物の味を覚えてしまったり』『人に慣れてしまった個体』は人を襲う可能性があるので気を付けましょう。
【対策】
1・決して近寄らない
2・絶対に目を合わせない
3・可愛いといって餌をあげない
4・怖がって大声を出さない
5・パニックになって走って逃げない
【特徴】
マムシは日本の各地で見られる毒ヘビ。
全長に対して胴が太く、体形は太短い、三角形の頭が特徴。
比較的大人しいですが、気づかずに踏んでしまって噛まれることがあります。
噛まれると激しい痛みや腫れ、ひどい場合は吐き気や頭痛、発熱、めまいなどの症状が出てきます。噛まれても急激に毒が回ることはないので、焦らず傷口から毒を絞り出し、すぐに病院へ行けば大丈夫です。この時に口を使わずに毒を絞り出してください。
【マムシ対策とかまれてしまったら】
1・マムシの多い7-9月を避ける。
2・30cm以上の距離を取る。
3・咬まれても落ち着いて救急車を呼ぶ。
4・傷口を洗浄。
5・口での吸引は避ける。
【特徴】
オオスズメバチは世界最大のスズメバチであり、毒の量も多い。しかしスズメバチが人を刺すのは、あくまでも巣を守るためであり、むやみやたらに人を襲うわけではない。
とはいえ秋口は大量のオスバチと新女王バチを養育しなければならない一方で、エサになる昆虫類が少なくなるため、攻撃性が非常に高い。
オオスズメハチに刺されると激しい痛みと赤い腫れが現れますが1日程度で治ります。
しかし体内にハチ毒に対する抗体ができ、次に同じ種類のハチに刺されたときには、人によっては、アレルギー反応を起こし、アナフィラキシーと呼ばれるショック症状を起こします。 アナフィラキシーを起こすと、呼吸困難や血圧低下などを起こし、最悪の場合、死に至る危険もあります。
【対策】
1・その場から身を低くして離れる。
2・傷口を強くしぼりながら水で良く洗う。
3・傷口を水で冷やす。
4・抗ヒスタミン軟膏かステロイド軟膏を塗る。
5・強い症状が出た場合はすぐ緊急車両を呼びましょう。
6・以前に刺されている方も症状がなくても病院に行ってください。
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