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不思議な魚『マンボウ』の噂!嘘?ホント?

 

こんにちは!

 

前回のブログでみなさんに『マンボウちゃん』の事を知っていただけたと思います。

そして今回はお待ちかね。

 

『マンボウについてのアレやコレや嘘?ホント?』

 

を記事にしていこうと思いまっす。

 

な訳ですが。

 

まず『マンボウの噂』を知らない人

嘘かホントかは置いておいて『マンボウ最弱伝説』を楽しんでいただきたいです。

 

なので最初に『マンボウ最弱伝説』を。

下に『それが嘘か本当か』を書いていこうと思っていますので、

知らない人は両方。

知ってる人は片方だけでもいいので

楽しんでいってくださーい。

 

目次

 

 

1・マンボウ最弱伝説

 

その噂と僕が出会ったのは今から10年以上前。

沼津のたまたま入った劇場で”売れていないお笑い芸人”が語っていたのがきっかけだ。

 

『マンボウって魚はめっちゃ弱いんよ!知っとる?』

『直ぐ死んでまうねん!』

『でも卵めっちゃ産むから絶滅せぇへんねんな!』

『ほんでそんなマンボウが世界で一番進化してる生物やねんて!』

 

すごく興味を惹かれる話だった。

ソレから色んな飲み会で『芸人マンボウトーク』を擦り切れるまでこすり倒した。

これでもか!ってくらい他人のフンドシってやつで相撲を取りまくったのだ。

 

その芸人もどこからその情報を知り得たのかわからなかったから『真贋』は気にしなかったし

そんなことはどうでもよかった。

 

ただその話は女子にすこぶる『ウケた』。

 

それだけでよかったのだ。

 

アレから時は経ち。

『マンボウの話』も忘れていたある日のこと。

クレーンゲームを嗜むカップルの会話に僕は耳を疑った。

 

ねぇねぇマンボウってめっちゃ弱いの知ってる?

 

「マン・・ボウ・・!?」

 

なんでこのカップルがこの話を知っている?

まさか僕が飲み会で散々擦り倒したせいで『伝説』になったんか!?

 

知ってるよ。有名なやつでしょ?

 

おいおいおいおい。有名になちゃったよ。参ったな。

 

そう!この前アンタッチャブル柴田がテレビで言ってたやつ!

 

 

アンタ柴田カァーーーーーい!!!!!!

俺が先ぃいいいいいいい!!!!!!

 

あ。俺もパクったんやった。

 

そういえばあの話の元ネタって何処から引っ張ってきたんだろう。

まさか芸人がリサーチしたわけでもないだろうし。

 

ちょっと帰ったら調べてみよっかな。

 

あっ!

 

カップルが操作していたクレーンから『マンボウのぬいぐるみ』が落ちたのだった。

 

 

 

 

【マンボウ最弱伝説】

 

 

 

2・最弱たる『理由』

さて。マンボウが最弱と言われる理由だが

ざっと今思い出せるだけでも『13個』ほどある。

ここではその理由を書いていこうと思う。

 

・【まっすぐしか泳げないため岩にぶつかって死亡】

・【皮膚が弱すぎて触っただけで痕が付き、それが原因で死亡】
・【潜ったら水が冷たすぎて死亡】
・【朝日が強すぎて死亡】
・【水面で日にあたっていたら鳥につつかれて死亡】
・【寝ていたら陸に打ち上げられて死亡】
・【寄生虫を殺すためにジャンプして水面に当たり死亡】
・【食べたエビやカニの殻が内蔵に刺さって死亡】
・【水中の泡が目に入ったストレスで死亡】
・【海水の塩分が肌に染みたショックで死亡】
・【前から来るウミガメとぶつかる予感がしたストレスで死亡】
・【近くに居た仲間が死亡したショックで死亡】
・【近くに居た仲間が死亡したショックで死亡した仲間から受けたストレスで死亡】

 

取り敢えずこんなとこだろうか?

今見ても『いや!嘘でしょ〜!』と思いつつ

妙にディティールが細かくて絶妙なラインの死因である。

 

マンボウが『得体の知れない生き物』というのも手伝い

『もしかしたらあるかも・・・。』

と思ってしまうには十分だ。

 

というのもまだ僕も『真相』を読んでいない。

だからこれを見ている人たちと同じ気持ちなのだ。

 

そう。まだ何処かで『本当かも知れない』と思ってしまっている自分がいるのだ。

 

 

 

3・噂の真相

 

ではここからは向こう十数年の『付き合い』になるが

向き合って来なかった『真実』へと足をすすめて見ましょう。

さてさて。一体どれくらい本当で合ってくれるのか楽しみですな。

 

Q.【まっすぐしか泳げないため岩にぶつかって死亡

A.

これは嘘。

マンボウは曲がるのは苦手だが後方のヒレを使ってしっかり方向転換できるとの事。

しかし、そんな『カーブ苦手マンボウ』の為に水槽などではぶつか合っても良いように

シートなどで補強してあるのが噂のきっかけかな。

 

Q.【皮膚が弱すぎて触っただけで痕が付き、それが原因で死亡】

A.一部真実

マンボウに限ったことではなく魚は直接触れると『低温やけど』をしちゃいます。

マンボウのも人が触れば傷つく恐れがあり、その傷が『感染症』になり

亡くなってしまう場合もあります

 

Q.【潜ったら水が冷たすぎて死亡】

A.

これは嘘っぱちです。

マンボウは水深800mで生息している為相当な寒さに慣れているんやで?

 

Q.【朝日が強すぎて死亡】

A.

これも嘘です。

マンボウはよく水面に横になって浮かび『マンボウの昼寝』をします。

もしろこれは『寄生虫を太陽で排除する為』なので大丈夫です。

(ん?これも都市伝説なのか?)

 

Q.【水面で日にあたっていたら鳥につつかれて死亡】

A.

これは違いますが面白い『見方』です。

『マンボウの昼寝中』に”鳥がとまる”のは実はよくある光景なんです。

これはマンボウは寄生虫を払う為。鳥は休憩のため。とお互い『ギヴアンドテイク』の関係性で成り立っているんですな。『生物多様性←(生物多様性の記事)の一つです。

『もしかしたら鳥さんがマンボウについた寄生虫を食べてくれているのかも。素敵やん。』

 

Q.【寝ていたら陸に打ち上げられて死亡】

A.

これも嘘ですね。

よくマンボウが浜に川にとニュースで流れますがあれは『潮目についてこれず』だったり『汽水域に入ってしまい』だったりであり、決して『寝ていた』訳ではありません。

まさに話に尾ひれ背びれと言ったところでしょうか。・・・誰かぁ。座布団くれよぅ。

 

Q.【寄生虫を殺すためにジャンプして水面に当たり死亡】

A.

マンボウはジャンプをします。これは水族館でもよく見れます。

しかし死亡はしません。なぜなら水族館でよく見れないからです。以上です。

 

Q.【食べたエビやカニの殻が内蔵に刺さって死亡】

A.真実

これは本当です。

マンボウはクラゲなどの軟体生物を主食にしています。

その為進化の過程で『消化器系の消化機能が低くなっている』のです。

なので甲殻類や魚などを食べると内臓に刺さって死亡してしまう場合があるのですな。

真面目か。

 

Q.【水中の泡が目に入ったストレスで死亡】

A.一部真実

これはマンボウだけに限らず『あらゆる魚全般で起こる病気のようなもの』です。

いわゆる水槽で飼っている魚に起こりやすい『ガス病』の類です。

水中の窒素ガスが飽和すると起こりやすいので気をつけましょう。

 

Q.【海水の塩分が肌に染みたショックで死亡】

A.

本当であればこの世界からとっくに『マンボウ』は絶滅しているでしょうね。

 

Q.【前から来るウミガメとぶつかる予感がしたストレスで死亡】

A.

これは嘘です。

確かにマンボウは『ストレス』に弱くはあります。

しかし『ストレス』は防衛本能から起こる症状であり、

予感がした程度で死んでしまっては本末転倒ですよね。

 

Q.【近くに居た仲間が死亡したショックで死亡】

A.

嘘です。

マンボウはナワバリ意識が強いので自分のテリトリーの中ではむしろ『安心』しています。

ただそのナワバリ意識のために『気が大きくなってしまい』

新たに仲間になろうとするマンボウと『イキリ喧嘩』してしまうことがあります。

その喧嘩でお亡くなる場合はあります。

 

Q.【近くに居た仲間が死亡したショックで死亡した仲間から受けたストレスで死亡】

A.

嘘です。

これは『上記の説』ありきで言われた『メタ』であり『大喜利』であり『金太郎飴』であり

『マトリョーシカ』であり『合わせ鏡』的な何かです。(意味不明)

 

 

4・まとめ

ここまで『マンボウの噂をただダラダラ語る』記事を読んでいただき

感謝しかないわけですが、結局、ほとんどが『嘘』だったわけです。

 

ただこれを書いてどこか『良かった』と思えている自分もいるわけで。

 

だってやっぱり『マンボウが弱かったら寂しい』じゃないですか。

強く生きててくれるだけでもありがたいですよ。うん。

 

そりゃあ今までこの噂を語ってきた『女の子』たちには大嘘を大真面目に教えてしまったわけですから『一抹の申し訳なさ』はありますが。

 

おそらく、『未知の生物マンボウ』ですからそのミステリアスさが故に噂が広がったのでしょう。

人は謎多きものに魅力を感じ惹かれますからね。そうゆうもの程噂が立ちやすいものです。

水族館で見ても『殆ど動かず』『横向きで』『口をパクパク』しているところを見ると

『あれ?マンボウ死んじゃう?』ってなっちゃうのも一つの要因ですかね。

 

ただ、勿論噂はほとんどが『嘘』であったわけなんですが、

マンボウが繊細な生き物なのは本当です。

 

実際マンボウは飼育が非常に難しく、国内の水族館などで最長飼育記録を競っています。

やはりそこらへんは『未知のお魚』飼育員さんも四苦八苦です。

 

『その時逢えたのが一期一会』になる場合も十分あります。

ですからもし見る機会があればこの記事を少し思い出して

ふふっと笑いながらマンボウを見てやってください。

 

最後に『最弱伝説マンボウ』の意外な真実を一つ。

 

 

 

 

-『マンボウはライフル銃や銛が貫通しない』-

 

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