【海を守る】ために私たちができることは何だろう?|課題と対策
プラスチックがすべて再利用されていると思っていませんか?
世界ではおよそ5兆枚ものプラスチックが使用されており、その半分は再利用されずにいます。
半分ものプラスチックゴミが海に流れたらどうでしょうか?
ほんとうに恐ろしいです、、、
〈目次〉
1.プラスチックのゴミをそのままにすると本当にやばい
2.海岸清掃の必要性
3.子どもたちからまたその子どもたちへ
4.ゴミを出さないようにするには
5.まとめ
1.プラスチックのゴミをそのままにすると本当にやばい
プラスチックはマイクロプラスチックとなって、魚を食べる私たちの体の中に入り、影響を及ぼします。
プラスチックの原料は石油のため、製造過程で二酸化炭素を発生させ、地球温暖化に歯止めがかかりません。
それに比例して「大雨」「台風」などの異常気象に繋がります。
海を守るため、今世界の国々ではどういう対策を打ち出しているのか?
世界の対策は以下の通りです。
【EU】
・ストロー
・マドラー
・カトラリー
・キャップ容器等の飲料容器
・皿などの発泡スチロール
が全製品禁止の対象となり、2019年に「特定プラスチック製品の環境負荷低減に関わる指令」により各国などが法を制定
【台湾】
2030年にかけて、徐々にプラスチック製品のストローや使い捨て容器やプラスチック製のショッピングバッグを禁止
【サウジアラビア】
厚さが250μ(ミクロン)のポリエチレン、ポリプロピレン使い捨て容器の提供を禁止
【ケニア】
大前提として輸入を禁止
プラスチック製のレジ袋の製造や販売、使用を禁止
【日本】
日本はまだ「リサイクル思考」
全面禁止という措置には至っていません
2022年4月に施行予定の「プラスチック資源循環促進法」はゴミの削減やリサイクル促進がメイン
2.海岸清掃の必要性
海に行ったとき、
Q1:ゴミのないキレイな海
Q2:ゴミが打ち上げられた辺り一面ゴミだらけの海
「どちらの海に行きたいか?」と聞かれたら、もちろん後者と答えますよね?
海は何もしなかったらキレイに保つことはまず無理なのです!
人的にゴミが捨てられるのもそうですが、近年温暖化による自然災害の影響でゴミが打ち上げられることがよくあります。
・大雨による河川氾濫
・土砂崩れにより家が押し流され川へ流れ込む
・台風によるゴミ散乱
他にも挙げるとたくさんの自然災害があります。
はるか遠いところで起きた災害でも、海流はグルグルと回っているため、ゴミはゆっくりと漂流します。
◆解決策はやはり「対処療法「と同時に「根治療法」が大事になってくるのです。
☑対処療法は定期的に海岸清掃をしてゴミを一掃する
☑根治療法はプラスチックゴミなどとにかく出さないこと
3.子どもたちからまたその子どもたちへ
海をきれいにすることは一回きりではなく、継続しないと意味がまったくありません!
なぜゴミがでるのか?
こんな疑問点から学校などと協力を図り、「なぜなぜリーフレット」を作成。
これを子どもたちに配り、
・なぜゴミが増え続けるのか?
・ゴミはどこからやってくるのか?
など、しっかりとわかりやすく子どもに伝える場を設けます。
さらに毎年夏休みの宿題が出されますよね?
・読書感想文
・自由研究
・ラジオ体操
これに加えて夏休みの間、ゴミ拾いを各自で行う「ゴミ0運動」みたいなものを作り、その成果を発表、学校全体で豪華な表彰を行います。
優秀な成果をあげた子には県の表彰など。具体的にいろいろと考えるときりがありませんが、、、
やはり真の狙いは、子どもたちが実直にゴミと向き合うことで、いまの現実を知ることができるという点。
その体験や経験から次の世代の子どもたちへとさらに継承されていけばよいと思うのです。
子どもたちがゴミを拾っている姿を大人が見たときに、大人たちもゴミに対しての向き合いかたが変わるのではないでしょうか?
ゴミをそこらじゅうに捨てている大人はほとんど今はいないと思いますが、まだまだ一定数いるのも事実です。
もうさすがに捨てられなくないですか?
これは子どもだけではなく、大人たちもやるべきです。企業も仕事の一環として「ゴミ0運動」の取り組みが必要です。
少し偉そうに意見を述べてしまいましたが、
「ゴミを捨てない」から「出さない」
に思考・行動をシフトしないと、現状何も変わらないと思います。
今までゴミの勉強をしてこなかっただけに、これからの時代はゴミの勉強も必要なのです。
4.ゴミを出さないようにするには
1)レジ袋はもらわない
▶エコバックを使う
2)ペットボトルの商品は買わない
▶飲み物はすべてマイボトル
3)プラスチック製のスプーンやフォークを使わない、もらわない
▶すべてマイ箸
これらは、すべて意識次第で誰にでもできることです!
すべての国民ができるようになったとき、はじめて今までペットボトルを作っていた産業が衰退し、さらにはプラスチックのスプーンやフォークを作っていた産業も衰退、よりよい循環を生み出すのではないでしょうか?
よくないものは自然と淘汰されていくのです。
5.まとめ
これからの海を守っていくために、私たちができることは小さなことでも着実にやっていきましょう!
定期的に全国各地で積極的に海岸清掃を行っています。
自分がよく行く海。
定期的に海岸清掃を開催しているところもあります!
まずは自分にできることを探し、行動を起こす。これに尽きます。
さぁ、勇気を出してまず一歩を踏み出しましょう!
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