海の生き物とマイクロプラスチック【環境問題】
こんにちは!みんなは『プラスチック』が問題視されているのは何となく知っているよね?
じゃあそれが細かくなることで発生する『マイクロプラスチック』が一番厄介なのは知っているかな?
このマイクロプラスチックは年々、増加の一途をたどっていて生物に対する影響が懸念されているんだね。プラスチックは溶け出しに何万年もかかると言われていて『じゃあすぐ影響が出るわけじゃないのでは?』と思われているけど、生物に吸収された場合はそうじゃない可能性があると言われているんだよ?
今日は環境問題を調べる上で避けては通れない『プラスチック』の中でも最も問題視されている『マイクロプラスチック』を取り上げていきたいと思います!
topics
・マイクロプラスチックとは? |
・増えている原因 |
・与える影響 |
・生物への影響 |
・まとめ・あとがき |
1・マイクロプラスチックとは?
『マイクロプラスチック』ってプラスチックと一体何が違うの?
と思いますよね??
マイクロプラスチックは、微小なプラスチック粒子であり、特に海洋環境において極めて大きな問題となっている。一般には、直径 5 mm 未満のプラスチック粒子または、プラスチック断片とされている。
そしてこのマイクロプラスチックは『1次マイクロプラスチック』と『2次マイクロプラスチック』に分類されるんだよ!
『1次マイクロプラスチック』
洗顔料・歯磨き粉といったスクラブ剤などに利用される小さなプラスチックのことで、主に家庭の排水溝などから下水処理を通り、海へと流出。一度流出すると回収はできず、製品化された後の対策は難しいとされる。
『2次マイクロプラスチック』
街に捨てられたビニール袋やペットボトル、タバコのフィルターといったプラスチック製品が側溝などから川を伝って海へ流出し、紫外線による劣化や波の作用などにより破砕されて、マイクロサイズになったもののことを指す。ごみの発生を抑制し、マイクロ化する前であれば、ある程度の対策も可能
2・増えている原因
このマイクロプラスチックが増えている原因は前の項でも少し触れた通り『大体』が僕たちの生活の中から排出されたものだと言われているんだね。
2010年に海に流出したプラスチックゴミが年間1200万トンと言われているんだね。
そしてそれを食い止める設備もない状況なんだよ
マイクロビーズをほぼ食い止められる立派な下水処理施設をもった国はごく僅かで,多くの国ではマイクロビーズがじゃんじゃんと処理場を抜け出して海洋に流れています。
つまり『プラスチックの生産・消費量』と『浄化施設・処理設備の不足』がマイクロプラスチック問題を加速させてしまっていると考えられるね。
それと『プラスチック』は温度が高い方が分解されるスピードが速いと言われていて、海中より温度の高い浜辺の方がマイクロプラスチックになるスピードが速いんだね。
よく『ペットボトル』なんかが浜辺に打ち上げられているよね?
その一つ一つがこの問題に直結してしまっているんだね。
3・与える影響
では『マイクロプラスチック』は危険だと言われているけど、何がそんなに問題なのか?
それは『生物や人体に影響があるかもしれない』と言われているからなんだよね。
『かもしれないのに危険なの?』と思うよね?
でもそれは『かもしれないから』危険なんだと思うんだ。
もし『マイクロプラスチック』をとれば100%こうなるって根拠があれば、もっと危機感が生まれるけど、『かもしれない』があるから『どっちどっち』になってしまうんじゃないかなって。ネットを調べてみても、『マイクロプラスチック 嘘』とか『マイクロプラスチック 胡散臭い』とかが出てきてしまうんだ・・・。
だけど、2021年になって生物や人体に影響があるといった見方が強まってきたんだよね。
4・生物への影響
今世界では800種以上の海洋生物(海鳥、魚、貝、ウミガメ、クジラ)などがプラスチックを摂食していて、物理的なダメージが報告されている。マイクロプラスチックは生物にとって毒性があり、生物組織に炎症が起こってしまうんだね。
このように『将来的な不安』ではなく今現在起きている被害も少なからずあるんだね。
(プランクトンがマイクロプラスチックを取り込み魚が食べ、ゆくゆくは人の体内に・・・)
これまではプラスチックから添加剤が溶け出すには何万年もかかるという研究もあり、溶け出しにくいならプラスチックを食べても大丈夫なのでは?
と思われるていたんだけど、最新の研究では海水には溶け出しにくくても、生物の消化液に含まれる油分に反応して添加剤の溶かし出しを進めてしまい、化学物質が生物の体内に溜まってくることがわかってきたんだって。
それは人間でも同じことが起こるのではないかと言われているんだ。
プラスチックを多く取り込んでいる鳥は、血液検査で中性脂肪が高かったり、カルシウム不足になったりして、卵の殻が薄くなり、孵化する前に敵に襲われやすくなり、出生率が低下、個体数が減少し、ひいては種の絶滅につながる可能性があるんだ。
これは鳥の問題だけでなく、ヨーロッパでは、成人男子の精子数が過去40年で半減したという報告があったんだよね。他にも色々な要因があるのは確かですが、マイクロプラスチックの影響という声は多いんだよね。
そして去年から『あるもの』の海への投棄が懸念されているんです。
それは・・・
『使い捨てマスク』
この『不織布マスク』『紙』と思われがちですが『プラスチック製品』なんだね。
昨年1年間で15億枚以上の使い捨てマスクが世界中の海に廃棄されていたと言われているんだ。
出来るだけ再利用できるマスクをつけるなど個人個人でできる対策をしていきたいですね!
5・あとがき・まとめ
今このように『プラスチック』『マイクロプラスチック』問題は世界の頭を悩ませるタネになっていて、この問題を解決するためには『脱プラスチック化』が必要不可欠になっているんだね。
では次の記事では、日本、世界、企業などが『脱プラスチック化』に向けてどのような取り組みをしているのかまとめていきたいと思うよ!
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