【魚族供養】弔いの心『円通山 観音寺』【釣り】
ども!こんにちは!Wild Sceneの広報担当あっきーです!
やってきました『お寺回』!今日紹介する『お寺さん』はこちら
円通山 観音寺 |
このお寺さんは静岡にあり、なんと【魚族供養】を初め【海亀供養】なんかもやっているお寺さんなんですねぇ!
釣り人にとって『食す』釣りであれば、そこに必ず『生き死に』は伴います。
勿論それは食物連鎖であり生きる為には正しいあり方なのですが
そこに『供養の心』はあっても良いと思うのですよねぇ。
そんな『観音寺』に今回実際行かせていただいたので記事にしていこうと思います!
topics
『円通山 観音寺』
曹洞宗
ご本尊 延命地蔵菩薩
草創開山 松秀寺5世松山門鶴和尚(永禄2年・1559)
遠州三十三観音霊場第21番札所
遠州一姫・廿九福地蔵5番札所
【観音寺の略草創】 永禄2年(1559)5月2日、戸羽野村松秀寺の5世松山門鶴和尚を請じ草創開山とする。文禄3年(1594)正月21日、初住として玉傳宗眠和尚を拝請したところ、村人は皆宗眠の徳化に帰依して伽藍堂宇を造営した。
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【観音堂】↓
この観音堂に祀られている聖観世音菩薩の慈悲の心は、祖先代々の民衆の心を鎮め、信者の胸を絶えず流れて心の灯となり、今日の福田を開き基礎を植えつけ、守り本尊として今日まで法灯連綿として崇敬されていると言われているんだねぇ
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【ご利益】 交通安全、家内安全、生業繁栄、進学成就、航海安全、大漁満足、厄除消除、商売繁昌、良縁招福、安産成就、病気平癒、福寿無量 |
【あっきーの小話❶】
毎月17日 観音縁日
秘仏聖観世音菩薩は12年毎の午の年にご開帳されるんだって!
縁日の日には夜店が並びまた、11月17日の酉の市(大祭)には夕方から夜にかけて数多くの夜店が並び盛大に大祭が行われているよ!行ってみたいね!
『観音寺』は魚族供養をやっているお寺さんなんだよね。
福田は『生しらす』をはじめ漁業は盛んで、漁師さんもたくさんいるんだよ!
【魚藍観音】
山門を潜って中庭に立っているのが魚藍観音さまなのです。 この観音さまは人々が生きていく為に最低限必要とされる水属魚介類の捕獲をして生計の糧とした漁師が魚介類の霊を供養するために立てられたものです! |
【あっきーの小言❷】
実はこの観音様は福田の漁師や組合が奉納したものなのです!
お寺さんだけでなく、ちゃんと漁師の方々まで供養の心があるって素敵ですね!
『観音寺』は魚だけではなく様々な『供養』を行なっています。
上記は『亀塚』という海亀の供養塔で漁師の網にかかって死んだ亀の霊を慰め、併せて海上の安全や豊漁を祈願して奉納したものです。
古くから福田の漁師は海亀を守り神として扱っていてまたこの塚を寄付したのも福田の漁師さん達なのですよ!
【鳥獣供養塔】
昔の日本の農耕社会において長い間、人間と共に助けあって生きてきた動物たち、犬、猫、牛、馬、鶏等の霊を慰めるために建立されたものである。『万物には命があり生きとし生きるものには心があり、その命を大切にする』という教えがあるそうです。 |
【動物供養塔】
近年ペットブームともなり、家族の一員として楽しみや悲しみを共にしてきたペットが亡くなると、家族は生前に感謝しそのペットの霊を供養するために昨年建立したものです。『是非当寺の供養塔を利用してください』とのことです。 |
・他にもこんな『供養塔』があります!↓
【人形供養塔】
供養する心は、報恩の心であり、感謝の心であり、仏の道でもあるそうです。 |
【錨の供養】
江戸時代の中ごろ幕府より福田の湊を横須賀藩港として認められて以来、幕末まで数多くの商船、漁船が町の発展に大きく寄与していた。今では漁業港として当時の面影を残すのみであるが、この錨の供養は商船、漁船の乗組員、漁民の鎮魂と冥福を祈るために海底に眠っている錨を安住したものである。 |
【針塚】
針供養は使い古したもの使えなくなった針を豆腐に刺し供養するもので、同時に和裁洋裁の技術が上達するようにと願ったものです。当寺では毎年1月8日に供養祭をやっています。 |
【あっきーの小言❸】
勿論、『人』の供養も行なっています。
上記は【水子地蔵】で幼い子供の供養の為に建てられています。
日本の近世までは医療施設も貧しく、子供が生まれても、また幼年期においても早世する子供が多くあったのです、子を思う親の気持ちが、あの世で幸福になってほしいと願って建てられたのが水子地蔵なんですね。
『観音寺』には『伝承』や、ここに来た際に見てもらいたい『名所』があります。
上記はこのお寺さんの【本堂】で延命地蔵菩薩を祀っています。
病気完治だったり長寿を御祈祷するのにぴったりですね。
他にも幾つかあるので紹介していきたいと思います!
【伝承1 萬倍釜】
こちらは萬倍釜といって、私どもが食する釜に徳を積めば食べ物に不自由することはないとの信仰が生まれ、やがて徳を積む心根がやがて万倍にもなって自らの身や子孫に返ると信じられています。
【伝承2 手洗い鉢(年代・江戸時代)】
水掛地蔵の横に在る手洗い鉢は、清水を溜めるもので自然石で出来ている珍しいです。江戸時代に相撲力士 力 善右衛門なるものが運んできたとされるもので当寺の宝物です。
【名所 水掛地蔵】
【あっきーの小言❹】
お地蔵さまに水をかける風習は江戸時代にはじまったと言われていて、お参りに来た方がお地蔵さまに水をかけることによって自分の心の汚れや、現世の罪をきれいに洗い落とすという意味があるですよね!
他にも秋葉総本殿可睡斎より勧請した秋葉三尺坊大権現の石像など書ききれない事もあるので是非一度自分の目で確かめてください!
いかがだったでしょう!?
この様に『漁獲』と『供養』を共にあるものと考え養うことが本当の『供養』なのではないでしょうか?
もし今度釣りに行くときは『観音寺』に来て手を合わせてみてはいかがでしょう?
釣りの神様が微笑んでくれるかもしれませんよ!?
また神社・仏閣関係を記事にしていこうと思っているのでまた読んでいただけたら嬉しい限りでございます!
では!また!あっきーでした!バイバイ!
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