【日本神話】🌊日本に伝わる『海神様』第一弾⛩【伝承】
ども!コンチャっす!WildScene広報担当のあっきーです!
今回は久々の『伝承シリーズ』です!
僕の大好きな『神社シリーズ』も近々アップ予定なのでお楽しみに!
という事で今回はですね、今ある日本様式である『神道の原点』に触れていこうかなと思っています!つまり『神様』なんですけど。
その中でもとりわけ我々WildSceneに関連している『海の神様』をピックアップしてご紹介していこうと思っとるわけですが。
日本には非常に数多くの神がいるとされていて、その数は『八百万(やおよろず)』なんて伝えられているのもご存知の方も多いのではないでしょうか?
これ実は数字的な『800万』を指す意味ではなく、
古来より8の漢文である八には『無限』や『数えきれない数』という意味合いが存在していて、
『八雲』=『たくさんの雲』『八島』=『多くの島』『八咫鏡』=『大きな鏡』
など。『数的な意味』よりも『大きい数』を示す意味合いで使われていたんです。
次に『お』の部分は古来に『ほ』と発音されていて、この『ほ』も200以上を意味する言葉だったんですね。これに『万』である『よろず』も数字的な意味合いと別に『数が多い』事を表す言葉ですから
『やおよろずの神』=『数え切れないほどたくさんの神』
になるわけです!
前置きが長くなってしまいましたが(笑)
これに比例して『日本の海神』も数多く存在しています。
今回はその中から『皆さんも聞いたことがある有名な神様』をご紹介していきます!
それでは!どうぞ!
目次
綿津見神 |
ワダツミ・ワタツミと呼ばれていて『イザナギ』と『イザナミ』の間に生まれた神さま。海の神。海の神とあってその役割も広く、海洋すべてをつかさどり、魚をはじめさまざまな海の生物を支配する海神(わたつみのかみ)ともいわれます。
「ワタ」は海の古語、「ツ」は「の」を表し、「ミ」は神霊を表すことから、「ワタツミ」は
『海の神霊』という意味になります。
また、この海神は謎が多く、数多くの諸説が存在します。
【諸説】綿津見神は海そのもの!?
神名から海の主宰神と考えられているが、『記紀』においてはイザナギは後に生まれた三貴子の一柱須佐之男命(素戔嗚尊・すさのお)に海を治めるよう命じていることから、『海の守り神』というよりも『それよりも大きな枠組みの神』と捉えられており、『海そのもの』という見方もある。
また海神という漢字をワダツミと読めることから、『海神の総括』的なものともみてとれる。
【諸説2】綿津見神と海神
海神と綿津見神は両方とも読み方は『ワタツミ』です。そのことから同一視する考えもありますが、一説には『全く違うもの』という考え方もあります。『古事記』ある『海幸・山幸編』で海幸をワタツミが助ける場面があるのですが、その時の表記が『海神(ワタツミ)』になっていることから、綿津見神の権威性を他の海神に分け与える意味を込めて『海神=ワタツミ』にしたのではないか?という説もあります。
ご利益 |
・航海安全・海上安全・漁業繁栄・豊漁・水難除け・火難除け
綿津見神を祀る神社 |
志賀海神社(福岡県福岡市東区志賀島)(総本社)
綿津見神社・海神社 – 全国各地
和多都美神社(長崎県豊玉町)
志賀神社(福岡県糟屋郡粕屋町)
風浪宮(福岡県大川市酒見)
素戔嗚 |
スサノオは僕が大好きな神の一人。彼は神でいていい意味ですごく『人間味』があり、
ストーリーが魅力的なので是非知ってほしい。
【地上神としてのスサノオ】
神話のスサノオ尊は神の住む高天原の秩序を乱す乱暴者として登場します。
父であるイザナギから『海原の支配』を命じられ海神になるが、母であるイザナミ恋しさから
指名に反逆。様々な厄災を呼び寄せ、イザナギの怒りを買い『地上を追放』されてしまいます。
【高天原でのスサノオ】
地上を追放され姉、アマテラスがいる『高天原』に向かったスサノオ。
そのスサノオの素行は酷く、田んぼを壊したり、神殿に糞をしたり、極めつけが機屋に皮を剥いだ馬を投げ込み機織り女を殺してしまいます。
この蛮行に怒った高天原の神々はスサノオを取り押さえ、罪の償いとして髭と手足の爪を切り、高天原から追放します。
【出雲に降りてからのスサノオ】
高天原を追放されたスサノオは出雲に降りると泣いている娘と老夫婦を見つけます。
聞くと、ヤマタノオロチに娘を生贄に捧げなければいけないと言う。
そこでそれを助けると決意したスサノオは、智略と武力を武器にヤマタノオロチを退治します。
そしてそこで助けた『クシナダヒメ』を嫁にもらい仲睦まじく幸せに暮らすのです。
概要 |
「八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣作る その八重垣を」
クシナダヒメと幸せに暮らしているある日、スサノオ尊は嬉しくて歌を読みます。これが日本で最初の和歌となったそうです。
このように暴れん坊として天界を追われた神が
地上で知略と武力を正義に変え、英雄とされていく。これがスサノオの物語です。
常に『長短は表裏』がある。
ここで『神性』を得たスサノオは後に海神として務めに加え、木の神や豊穣の神としての役割も司ることになり、
2011年に起きた東日本大震災で、スサノオ神を祀った神社は津波被害をまぬがれたのではないか? という逸話があります。
ご利益 |
航海安全・海上安全・縁結び・学問上達・病難除去・五穀豊穣・厄除け・水難除去・火難除去
素戔嗚を祀る神社 |
祇園神社、八坂神社、弥栄神社
素盞嗚神社、素盞雄神社、須佐神社
天王神社、天王社、津島神社
須賀神社、須我神社、素鵞神社
氷川神社、簸川神社
八雲神社
住吉神 |
イザナギが黄泉の国から逃げ帰り、ケガレを払おうと行った禊の際に、その水中より化成した三柱の水の神々。中でも神功皇后が、三韓征伐に出兵した折に、この住吉大神の加護が、大いなる戦果をもたらし、その航海の無事が認められたことから、海の神、航海の神として篤い崇敬を集めるようになった。
水上に表筒男命(ウワツツノオ)、水中に中筒男命(ナカツツノオ)、水底には底筒男命(ソコツツノオ)がそれぞれ生まれたとされている。
逸話 |
住吉三神は航海の神として神格を発揮してきました。特に神功皇后の新羅遠征の伝説が有名です。
仲哀天皇の時代、隼人や熊襲などの大和朝廷に反抗する部族が蜂起したとき、神功皇后が神がかりした住吉三神から「貧しい熊襲の地よりも、西方に金銀財宝の豊かな国があるのでそれを服属させて与えよう。我ら三神を祀れば新羅も熊襲も平伏するだろう」と神託を得ます。
この信託に対して仲哀天皇が疑問を口にしたため祟り殺されてしまいますが、、神功皇后はそれに従い軍船を率いて朝鮮半島へ出征。神々の力に導かれ、戦わずして新羅、高麗、百済の三韓を従わせます。
ご利益 |
延命長寿・縁切り・縁結び・安産・子孫繁栄・家内安全・海上安全
住吉神を祀る神社 |
住吉神社(長崎県壱岐市)
住吉神社(福岡市博多区)・ 住吉神社(山口県下関市)・ 住吉大社(大阪市住吉区)
風浪宮(福岡県大川市)・ 本住吉神社(神戸市東灘区住吉宮町)
高良大社(福岡県久留米市)・住吉神社(兵庫県明石市魚住町)・住吉神社(兵庫県加西市北条町)・服部住吉神社(大阪府豊中市)・安宅住吉神社(石川県小松市)・安住神社(栃木県塩谷郡)・住吉神社(東京都中央区)
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