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【シーバスの生態について】特徴・習性|シーバスのメッカの地は?

シーバス釣りはとても人気があります。

それもそのはず。一度あの引きを味わったらやみつきになる人が多いのです。

 

最初にランカーサイズを手にした感動は一生の思い出となります。

今回はシーバスについて記事をまとめてみました。

ではさっそく見ていきましょう!

 

 

 

〈目次〉

1.名前の由来

2.シーバスの特徴

3.生息域

4.釣りシーズン&シーバスの習性

5.シーバス釣りのメッカはどこだろう?

6.シーバスの魅力

 

 

1.名前の由来

スズキ(シーバス)の由来は、身がとてもキレイな白身で華があり、まるでその身を洗ったように見えるので「スズキ」になったと言われています。

 

普段、釣りをする上でのスズキの名称を「シーバス」と呼ぶことが多いのですが、

 

なぜこう呼ばれるのか?

 

それは陸のブラックバス釣りからきています。

スズキの見た目や引きの感じがブラックバスと似ているのです。

 

ですから陸のブラックバスから、

「海のバス(sea bass)」→シーバスとなりました。

 

2.シーバスの特徴

出生魚であるスズキは、

 

セイゴ→フッコ→スズキ

 

と名前が変わります。

 

およそ5年くらいで60センチくらいになり、目安は60センチ以上から「スズキ」と呼びます。

中にはメーター級のサイズになる個体もいます。

 

シーバスの適水温は15~18℃くらい。

 

季節回遊により春から秋にかけて、小魚を求めて湾内から汽水域あたりを中心に生息し、浸透圧調整能力が優れていることもあり、川の上流まで遡上する個体もいます。

 

◆視力‥‥昔は夜行性とされていたシーバスですが、日中にも盛んに活動することが分かり、視力は抜群によいと言われている

 

◇口元‥‥下アゴが上アゴより発達しており、習性として上にいるものを捕食する傾向がある

 

◆体色‥‥銀鱗のキレイな魚体をしています。居着きのシーバスはどちらかというと、これより少し黒っぽくなる

 

◇泳力‥‥泳力は見た目以上に高い。荒波や川などの速い流れにも負けないパワーを持っている

 

3.生息域

■マルスズキ

マルスズキはスズキ科の代表魚

北海道南部~九州の沿岸に幅広く生息しています。

 

■ヒラスズキ

ヒラスズキは暖水を好むことから南日本中心の生息になります。しかし近年の温暖化によって、今後生息域が若干上昇することも十分考えられます。

 

■タイリクスズキ

タイリクスズキは、養殖されていたものが逃げたり、人的に遺棄された経緯があり、今は四国や瀬戸内での釣果が多いです。

 

以上からシーバスは全国で釣ることができます。

・港湾

・漁

・干潟

・サーフ

・河川

など、河川は雨後の強い濁りが入ると期待は高まります。

 

シーバスはよく海水魚のイメージを持たれますが、河川でも普通に釣れます。中には100キロメートル以上遡上する強者もいるそうです。

 

捕食している生物

・イナッコ(ボラの幼魚)

・イワシ

・コノシロ

・稚アユ

・小さなイカやタコ

といったベイトを好んで捕食しますし、他にはゴカイやイソメなどの「バチ」や甲殻類、貝類も好んで食べます。

 

捕食は口を大きく開けて、丸呑み。

ベイトの多いところにはシーバスも多く居つく傾向が高いです。

 

4.釣りシーズン&シーバスの習性

シーバスは、一年中釣れます。オールシーズンではなくベストシーズンを考えると、やはり「秋」だと思います。

 

理由としては冬のはじめに産卵を迎えるため、それに向かって体力を蓄えるようになり活発にエサとなるベイトを探します。

 

サイズ・数が狙える秋が一番オススメです!

 

<春の習性>

「バチ抜け」が狙い目。3月に入ると港湾部に産卵を終えたシーバスが「バチ」を食べにやってきます。

 

獰猛かと思いきや、体力を消耗しているためあまり活性は高くありませんが、楽に捕食できるバチを狙います。

 

4月頃あたりから体力も徐々に戻り、ルアーでも釣りやすくなります。

 

バチ抜けがはじまれば、シーバスは必ずといってよいほど、そこに群がります。

 

はじめてシーバスを狙う人であれば、このタイミングを狙うのもアリですね。

 

 

<夏の習性>

徐々にシーバスの行動範囲も広くなり、ポイントを絞ることがやや難しくなるとき。

夜ならまだしも、日中の炎天下での釣りは体力的にもかなりキツいです。

 

闇雲にキャストするのではなく、狙って効率よく攻めたいですね。

 

ポイントとすれば「上げ潮」を一つの目安と捉え、シーバスを狙うのがよいと思います。

この時期にはベイトとなるイワシが湾内に入ってくることがあるため、ルアーを素早く動かして誘うようなアクションも楽しめるでしょう。

 

 

<秋の習性>

トップシーズンの秋。

 

この時期から本格的に「落ちアユパターン」がはじまります。

 

アユがいる川では夏の終わりから秋にかけて、産卵のため川を一生懸命下ります。

とくに雨後に川を下る傾向が強いそうです。

 

シーバスはこれを狙いに川へやってきます。積極的にルアーを追う秋のシーバスはエキサイティングそのものです。

 

その年はじめに生まれたセイゴも30センチほどの大きさに成長してきます。

 

果敢にアタックしてくるので、数が狙えるのもこの秋。さらにサイズも期待できるのもやはり秋なのです。

 

 

<冬の習性>

冬の時期のシーバスは今までとは違って、パタッと釣れなくなる傾向があります。

 

理由は産卵のためです。水温が低くなると港湾部から出て行きます。出て行ったシーバスは安定する深場へ潜っていくのです。

その際によく捕食するベイトは「ハゼ」と言われています。

 

低い水温を嫌う傾向にありますが、まったくショアから釣れないわけではありません。

この時期は居つきのシーバスが狙えます。

 

根気よく粘り、釣りあげましょう!

 

5.シーバス釣りのメッカはどこだろう?

ここでシーバスの聖地と言われるところを紹介します。

 

【島根県 松江 大橋川】

かつて「釣り人口の比率が日本一高い県」として取り上げられたことがある島根県。

 

そんな島根県松江市は自然溢れる城下町。「水の都」とも称されます。

「宍道湖」と「中海」の汽水湖が二つあります。

 

中海は数多くの鳥たちが飛来したり生息しており、2005年にラムサール条約に登録されました。いっぽう宍道湖は「シジミ漁」で有名です。

 

アマモなどの種子植物の水草が生い茂り、岸際に茂るアシ原。思わず陸のバスフィッシングを思い出させます。

 

松江市を南北2つに分けている大橋川は、シーバスの魚影が濃いことで知られ、全国屈指の一級ポイントであります。

 

巨大コノシロなどのベイトによるビッグルアーパターンはまさにやみつき。

 

30センチクラスのコノシロが群を成して押し寄せ、泳ぎ回る。そこから巨大シーバスを引きずりだす醍醐味は感動そのものです。

 

この食物連鎖のトップには巨大なシーバスが君臨しています。

 

【東京湾】

東京では、シーバスフィッシングがアウトドアスポーツとして定着しています。

 

浄化も以前から着実に進み、シーバス以外にもさまざまなフィッシュイーターも東京湾に集まるようになりました。

 

安定した釣果が見込めるため、アングラーもやはり多いのでハイシーズンには激戦となることも否めません。

 

東京湾の湾奥部では、複雑な地形と流入河川が多く、シーバスにとっては絶好の環境なのです。

 

ボートシーバスの発展の地でも知られ、まだまだこれからも人気が伸びそうです。

 

6.シーバスの魅力

シーバスの魅力とは、、、

 

シーバスの魅力はやはり、

・1年中釣れること

・身近な場所でも狙えること

に尽きるのではないでしょうか?

 

手軽だけどゲーム性は高く奥が深い‥‥

 

これが最大の魅力ではないでしょうか?

 

さぁ、釣りに出掛け帰るときは「ゴミを拾って帰る」

 

Protect the environment and enjoy fishing!

(環境を守り、釣りを楽しみましょう!)

 

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