【魚】悪者?ヒーロー?金魚についての実話(実は)な話【環境】
ハロー釣りんちゅ!
皆さんは「金魚」知ってますよね?
縁日での金魚掬いや、お店などで見たことがある人がほとんどの
日本を代表する「観賞魚」の一つだと思います。
そんな金魚なんですが、実は皆さんが知らない「善」と「悪」側面を持ち合わせていたりするんですね。
時の「金魚がいたからこそ」のこともあれば
「金魚がいてしまったから」のこともあるんです。
そんなただ可愛く、金魚鉢を可愛く泳いでいるだけではない部分や
金魚のあれやこれやを本日は記事にしていきたいと思います!
それでは、最後までお付き合いいただけたら幸いです。
目次
1・金魚 |
2・金魚の歴史 |
3・金魚は悪?金魚と環境 |
4・金魚の種類 |
1・金魚
金魚
金魚(きんぎょ)は、鯉科に属する淡水魚の一種で、日本や中国を中心に世界中で飼われています。身体には鮮やかな赤や黄色、白、黒などの色彩があり、観賞魚として人気があります。金魚の起源は中国で、元々は食用や薬用として飼われていましたが、現在では飼育を目的とした品種改良が進み、多様な形や色の金魚が存在します。また、金魚は繁殖力が高く、水の汚染にも比較的強いため、水槽での飼育が一般的です。
2・金魚の歴史
いつの間にやら当たり前に「日本」に生息している金魚。
一体いつ、どこから来たか、皆さんはご存知ですか??
意外に金魚と日本のつながりは深いく、昔から続いているんですよ?
元々は中国のフナが変異したのも?
今から1700年前に中国で突然変異の「赤いフナ」が金魚の起源になっているそう。
もちろん、最初から今の形ではなく、現在でいう「和金」に近いフナが赤くなっただけの形だったんだけど、それを品種改良して現在の多種多様な姿になっているんだとか。
どうやって世界に広がったのか?
金魚は中国で生まれ、16世紀ごろ日本にやってきて「飼育魚」として広まり、庶民の間で人気を集めました。その後、マカオ経由でヨーロッパに渡り、ペットや生きた装飾品として水槽、噴水などで飼育されました。日本は金魚の繁殖に改良に施行していた為、明治時代には海外へ輸出され、欧米でも愛される存在になりました。現在では世界的に広く飼育されており、品種も豊富にあります。その美しい姿や優雅な泳ぎに多くの人が魅了され、金魚は世界中で愛されています。
中国で「金魚」は宗教的な意味合いもある?
9世紀、金魚の突然変異体を捕まえた漁師は仏教寺院の池に放していました。この「放生」という行為が金魚を守り、放生池の魚は僧侶によって飼育されました。放生池に動物を放すことは自浄の意味を持ち、善行とされる仏教の教えが金魚の広まりに繋がったそうです。
3・金魚は悪?金魚と環境
見ているだけで艶やな気持ちになる金魚。
しかし、そんな金魚も環境においては害になってしまう側面もあれば人類史において多大な貢献になっている面もあります。ここではそんな金魚の持つ「善悪」を紹介していきます!
【悪】金魚の放流はご法度!
金魚が自然環境に放たれると、水が濁り、藻類の増殖が促されます。金魚は適応性があり、幅広い水温で生きることができるため、在来種との競争に勝ちます。つまり、在来種が飢え死にする可能性があります。金魚を釣りの餌に使い、湖に捨てないように気をつけましょう。
【善】金魚によって医学が進む?
金魚は繁殖が簡単で安価な為「実験動物」として昔から研究に使われてきました。
物質をよく吸収する特性は「毒性」の研究に。視神経の再生ができる特性は「視覚の研究」に。
また、金魚の性格特性は心理学の研究などにも役立っています。
倫理上の愛護観点は否めませんが、金魚の存在は今の人類叡智の一基盤になっているのは間違いないでしょう。
4・金魚の種類
金魚には様々な種類が存在します。
現在までに品種改良で作られた種は数百種と言われるほどに多岐にわたっています!
ここではその中でも人気の高い種を紹介していきます!
江戸錦(エドニシキ)
日本で最もポピュラーな金魚の一つです。その名の通り、江戸時代に誕生した品種で、体色は赤・白・黒の三色からなる模様が特徴的です。この模様は、江戸時代に流行した染め物の技法である染め分けから着想を得たと言われています。また、江戸錦は丈夫で飼いやすいため、初心者からベテランの金魚ファンまで人気があります。
ピンポンパール
ピンポンパールは、丸くて短い体型を持ち、体色は白で、頭部や尾ビレの部分に赤や黒の模様が入っています。この模様がまるでピンポン玉のように見えることから、ピンポンパールという名前がつけられました。比較的小型で丈夫なため、初心者にも人気があります。また、冬季になると体色が薄くなるのが特徴です。
和蘭陀獅子頭(オランダシシガシラ)
和蘭陀獅子頭(オランダシシガシラ)は、日本で育成された金魚の一種です。江戸時代にオランダから渡来した荷物船に乗って持ち込まれた鯉を元に作出されたとされています。頭の大きさが特徴的で、鰓蓋(えらぶた)と呼ばれる部分が丸く盛り上がり、獅子の鬣(たてがみ)に似ていることから、獅子頭と名付けられました。体色はオレンジや黄色、黒などがあり、観賞用の金魚として人気があります。また、日本国内で作出された品種の中でも最も古いとされています。
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