ルアーローテーションの基本!【釣果を上げる】ルアーチェンジとは?
ルアー釣りをする上で、ルアーローテーションは釣果を左右する大切な意味をもたらします。
「全然釣果が伸びない」と嘆いている人は、ルアーローテーションを見直すだけで釣果が上がるかもしれませんよ。
今回は、ルアーローテーションの基本について解説していきたいと思います。
【目次】
1.ルアーローテーションを詳しく教えて
2.ルアーローテーションの基本ポイント
3.ルアーはさまざまなタイプのものを持っておこう
4.まとめ
1.ルアーローテーションを詳しく教えて
釣りのフィールドというものは天候や時間帯で、状況が刻一刻と変わってしまうことはよくあります。
当然ながら、魚の活性もフィールドの状況に応じて変わり、釣り人側はその変化に合わせた適切なアプローチを行う必要があります。
自然が相手である以上、釣りには不確定要素が多く存在しているのです。
反対にエサ釣りの場合、魚側からエサに釣られて寄ってくるので、比較的簡単に魚を釣れますが、ルアー釣りの場合はそうはいきません。
なぜならルアー釣りでは、「釣り人が適切なルアーをチョイスし、まるで本物のエサのように動かす必要がある」からです。
決してエサ釣りのように魚のほうから針を口にしてくれるわけではないのです。
とくにルアー釣りの場合、自然が相手である以上運まかせの立ち回りでは通用しないことも多いと思います。
そこで必要になってくるのが、そのフィールドに効果的なルアーを選び出す作業、
つまりルアーローテーションなのです。
適材適所のルアー選択が釣果の「明」「暗」を分ける
ルアー釣りで釣果の明暗を分けるのが、「その日」「その場所」でのフィールドの変化に対応した最もチャンスを演出できるルアーの選択です。
自分が持っているルアーの中から、さまざまな因子を考慮してルアーを選ぶ作業は想像以上に頭を使うのです。
例えば次のような因子について釣り人は考える必要があります。
・その日の天候
・風の強さ
・水の濁り具合
・ターゲットが捕食しているものは何か?
・時間帯
これらは一部に過ぎず、他にも多くの因子が存在します。
ルアー釣りでは試行錯誤して、フィールドにマッチングした適材適所のルアーを選び、結果を求めていくのです。
ここで必要になってくるのが、「ルアーローテーション」です。
ルアーローテーションはパズルをする作業と似ているとよく言われます。
パズルをする時も、数あるピースの中からぴったりはまるピースを試行錯誤して見つけますよね?
「どのような基準でルアーをローテーションしていく必要があるのか」
これを理解していないと、釣果に結びつかない気分任せの無意味なルアーローテーションになりかねません。
適材適所のルアー選択(ルアーローテーション)は釣果に直結するといっても過言ではないのです。
2.ルアーローテーションの基本ポイント
ここからは、実際にルアーローテーションを行う際の基本ポイントについて解説していきます。
水深は浅い方から深い方に
ルアー釣りでは基本的に、狙いの魚がいると考えられる水深の浅いところから攻めていくことがセオリーです。
まずは、より水面に近い層から攻められるルアーを使うことがよいとされています。
魚種や時期によって変わっていくとは思いますが、活性の高い魚ほど浅い層でルアーにアタックしてくる傾向があります。
例えば、シーバスを例に挙げてみましょう。
朝方の活性の高いタイミングでは、シーバスは水面で音を立てて小魚を食べている場合がよく見受けられます。
このようなシチュエーションでは、水面直下や水面を狙うことのできる「ポッパー」や「フローティングミノー」を使うと効果的でしょう。
逆にメタルジグなど海底付近を狙えるルアーで釣りをしていても、水面付近で捕食をしているシーバスは見向きもしてくれない可能性が高いのです。
もし、水面付近で反応が薄い時は、徐々に狙うレンジを深くしていきましょう。
水面の次は、沈むタイプのルアーである「シンキングペンシル」などで中層を探ってみるとよいでしょう。
このようにルアーローテーションの際は浅い方から深い方にレンジを変えていくことが大切です。
ルアーの大きさは徐々に小さくする
ルアーのサイズは、狙いのターゲットが捕食しているであろう小魚や甲殻類などの生き物から、種類や大きさを基準にします。
はじめは大きいルアーサイズからスタートするとよいでしょう。
理由は、ルアーは大きいほど水中での存在感が増し、魚にアピールする力が強くなるためです。
活性が高くて食い気のある魚は、大きいルアーにすぐに反応してくる傾向があります。
最初に大きめのルアーから釣りを始めることで、やる気のある魚を効率よくキャッチできる可能性が高まるのです。
反対に、最初から小さいルアーを使って釣りを初めてしまうと、アピール力がどうしても弱くなってしまうので、食い気のある魚の目に止まる可能性は低くなる可能性が高いです。
結局のところ、一番大切なのは状況に合わせたルアーサイズをチョイスすることです。
例えばルアーも、小魚が水面で”ピチャピチャ”と逃げ惑っているようなシチュエーションであれば、それに合わせたものを選ぶと釣果に結びつきやすいです。
このような場合は、最初から小さいルアーを選ぶ方がベターでしょう。
「マッチザベイト」がルアー釣りではかなり重要になるので覚えておいてくださいね。
カラーチェンジは状況に応じて行う
ルアーのカラーを気にして釣りをする人も多いのではないでしょうか?
釣り具ショップに行くと、さまざまなカラーのルアーが並んでいます。
実際「この色なら必ず釣れる!」というルアーカラーはありません!
一般的には、水が濁っている時は、「ピンク」や「オレンジ系の目立つ暖色カラー」が効果的で、
マヅメの活性が高い時は「ナチュラル系のカラー」がよいと言われることがあります。
一方で「色なんて関係ない」と言い切る人もいるので、個人の考え方によるところは大きいのかなと考えられます。
釣れないときはルアーのカラーチェンジを状況に応じて頻繁に行ってみるとよいでしょう。
魚からの反応がよいカラーはその日その時で異なるので、さまざまなカラーを試して反応のいいカラーを見つけ出していくのです。
それなりに経験を積んでいくと、自分の中で必勝パターンが見えてくるでしょう。
3.ルアーはさまざまなタイプのものを持っておこう
当然ながら、さまざまなタイプのルアーを持っているほうが、魚を釣るチャンスは増えます。
ただし、状況に応じてルアーローテーションをしっかり行えるという前提のもとの話です。
さまざまなタイプのルアーを持っていたほうがよいからと言って、使わないのに大量のルアーを持ち運ぶのは大変なのであまりオススメできません。
かえって邪魔になります。ある程度に留めましょう。
自分が信頼して使えるルアーをある程度持って装備することがベスト!
自分の信じられるルアーなら、メンタル的に辛いような釣れない時間が続いても、チャンスを掴める釣りを続けられるはず!
オススメは最低でも5種類くらいはルアーを用意してフィールドに出かけるほうが、釣れるチャンスを失わずに済むかもしれませんね。
4.まとめ
いかがでしたか?
今回はルアーローテーションについて紹介してきました。
ルアーローテーションの知識があるのとないのとで釣果が変わることは一目瞭然。
効果的なルアーローテーションの方法をマスターして、釣果アップに繋がることを祈ります。
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