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ヒラメの時合

ヒラメの時合

ヒラメが釣れる時は

 

一般的に底物と言われるヒラメ。

 

統計上ヒラメがよく釣れる多くは、『朝マズメ』、『夕マズメ』です。

 

もちろん潮が動く日中でも釣れない訳ではありません。確率論でいくとそうなります。

 

ですから潮回りで大潮の満潮に向かう上げ潮の時は、これらのマズメに合致する時、かなり期待していいと思います。

 

朝であれば日の出前から海に行く、夕方であれば日没前には海へ行き、空の色が変化していくこの限られた時間帯に全集中しましょう。

 

朝マズメ

 

ヒラメの活性が上がる時間帯の朝マズメ。ベイトが夜明けと共に動き出す時間帯であり、ヒラメ達が活発に捕食をし始めます。

 

最近のサーフ事情では、某人気ポイントの朝マズメ帯は平日はともかく、土日はアングラーでびっしりです。

 

ポイントに着いて万が一人の多さで釣る場所が無く、肩を落とす事も、時にはあっても、そこで諦めてはいけません。

 

水温がまだ低い朝マズメより、太陽が出てきて少しずつ暖かくなってきた方が釣れだす事も実は多いというデータもありますので、そのワンチャンスを狙うのもいいと思います。

 

ちなみにヒラメは水温が低いと、低活性になる傾向があります。

 

タマズメ

 

タマズメもヒラメが釣れる可能性が極めて高いです。

 

タマズメは日没前後から暗くなるまでを指します。

 

暗くなると、ベイトは浅瀬に入ってきますので、そこに寄ってきた小魚をヒラメは待ち構えて捕食するわけです。

 

タマズメの釣果報告はよく夕日がまだ僅かに落ちきってなく、赤々と海がまだ明るい時よりも、完全に日が落ちきって暗くなった時に釣れる事があるそうですが、これも確実に言い切れる訳ではありませんが、釣れる可能性は高いです。

 

自分なりの行動パターンを作る

 

重複しますが、ヒラメ釣りは全体を通して釣れる時間帯がはっきりしています。

 

絶対外せない朝マズメをまずは狙い撃ち!

 

朝早くポイントに向かう。

 

人が少なければ、すかさず釣りを開始。

 

効率よく広範囲探る。

 

もし人でかなり混雑していたら、いったん釣りはせずに、ゴロゴロと車などで休憩しながら過ごす。

 

そして、だいたい8時過ぎぐらいから釣り開始(この時間帯になると人はある程度少なくなります)昼あたりでいったん引き上げ、また数時間ほど仮眠やゴロゴロして、夕方タマズメ狙いで再度釣り開始。

 

1日ゆっくり休みがとれる時は、こんなように贅沢にヒラメ釣りに時間を費やしましょう。

 

ルアーの戦略、レンジの戦略

 

ルアー戦略を決めておく事はやはり大事になってきます。

 

例えば1発目のパイロットカラーにはまず”アカキン”で攻めます。

 

次に”ゴールド系”などのルアーを使うなど。もちろんその逆もありです。

 

自分のセオリー通りにルアーを選択ということですね。(周りの人と違うカラーをあえて選択するなど)

 

さらに日中はどうするか。

 

こういう場合の判断材料としては水の透明度で決めます。

 

濁りがあれば、朝マヅメと同様に”アカキン”や”ゴールド系”。

 

水が澄んでいたり、ヒラメの反応がない時は”ナチュラル系のカラー”の選択します。

 

レンジの戦略としては、ヒラメはだいたい底から1メートルぐらい(ちなみにマゴチは、ヒラメの半分ほど)を探るのが一般的です。

 

まず最初はルアーをしっかり海底まで沈めて、海底にギリギリ付かないくらいを広範囲で探りましょう。

 

活性の高いヒラメが近くにいれば、これだけでも十分に釣果はあげられます。

 

アクション戦略

 

次にアクション戦略、喰わせのテクニックを簡単に説明します。

 

頭でイメージしながら聞いて下さいね。

 

まずヒラメにルアーの存在を気づかせ、捕食のスイッチを入れる為にどうするかです。

 

”ワンピッチジャーク”と呼ばれるロッドアクションでヒラメのスイッチを入れるのが有効だと思います。

 

30㎝幅でロッドを上にあげ、ハンドルを1~2回程誘いを入れては底を取り直す。

 

あくまでも喰わせがメインではなく、認識させ気にさせる事が重要

 

もちろんここで喰らいついてくるヒラメもいます。

 

次に今度はハンドルを3~6回転程巻き、アクションを与えていきます。

 

ここでポイントになるのは、基本的に1アクション与えたらそのアクションでルアーが上昇した水深分だけを落とし込ませます。

 

そして次のアクションに繋げていく感じです。

 

慣れないと少し難しいですが、ルアーにアクションを与えながらも、一定のレンジをキープさせ続けるイメージです

 

この場合、アクションを与えてルアーが上がるタイミングとルアーが落ちていくタイミングで喰うことが多く、ルアーの動きの方向に変化が出たタイミングでヒラメのアタリが出やすいというわけです。

 

まとめ

70センチを超えるとも言われる大型のヒラメの座布団ヒラメ。

 

サーフアングラーなら誰もが夢みるサイズです。大型ゆえにショアに寄る個体が少なく、お目にかかる事があまりないモンスターですが、ゆくゆくはこんな大物を一度は釣ってみたいと思いますよね~♪

 

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