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子どものライフジャケット着用について

 子どものライフジャケット着用について

 

 

ライフジャケットの義務

 

子供と一緒に海や川、キャンプへ出かける際は、必ずライフジャケットを一緒に持って出掛けましょう。

 

使わなければ良いのですが、子供はいつ何時遊び方は変わります。

 

水遊びをする際はライフジャケットを着けてあげて下さい。

 

今回はそのライフジャケットについてのお話をさせて頂きます。

 

今現在、船でのライフジャケットが義務化になっています。

しかしながら、遊泳時については未だ着用義務がないのが現状です。

 

場所によってはライフジャケットの貸し出し等の動きはありますが、まだまだ全体で見ると子供の着用率は少しずつ上がってはきているものの、十分ではありません。

 

やはり毎年子供の水難事故は必ず起きていますし、子供達の命を守るべく、安全な環境で元気いっぱい遊んでもらえるように、大人たちがまずライフジャケットへの正しい知識をつけましょう。

 

ライフジャケットの種類は?

◎ライフジャケット タイプA

 

救命胴衣とも呼ばれ、浮力の規定、反射材など万が一水難事故が起きた場合でも目立ちやすいようなモノに作られています。

 

本体カラーは見つけやすい色として、オレンジや黄色になっており、他にも色んなパターンのカラーがあります。

 

それから笛付き用もありますので、自分の居場所を誰かに知らせる為に必要なので、購入する時は有無を確かめてみるといいですね。

 

*全ての小型船舶に法定備品として搭載することができるタイプです。

 

◎ライフジャケット タイプD

 

ほとんどタイプAと一緒です。数が少ないですが、値段やセール品などその時にお買い得になっていたら買いといった所でしょうか。

 

*水上オートバイ等に法定備品として搭載することができるタイプです

 

◎ライフジャケット タイプF、タイプG

 

それぞれともに黄色やオレンジ色に限らず自由な色です。

 

タイプFは浮力が7.5kg以上ありますし、タイプGは浮力が5.85kg以上を指します。

 

自由なカラーで笛や反射材も付いていない物がこのタイプFの特徴です。

 

*小型船舶及び水上オートバイ等に法定備品として搭載することができるタイプです

 

どのような基準で選ぶんだろう?

 

例えば1歳児や2歳児向け(身長80cm~100cm相当)、2歳児・3歳児向け(体重15キロ未満)、またまた4歳~5歳向け(身長90cm~120cm相当)、6歳~小学生向け(身長130cm~150cm相当)細かすぎて選ぶだけでもしんどいし気が滅入りそうですよね。

 

ざっくりと体重でライフジャケットを選択しましょう。

 

以上の事から子供用ライフジャケット購入の際は、下記の体重を目安に浮力選定をオススメします。

 

・体重15キロ未満は浮力4㎏以上の物

・体重15キロ以上~40キロ未満は浮力5㎏以上の物

・体重40キロ以上は浮力7.5㎏以上の物

 

品質にあったライフジャケット

 

ライフジャケットには、水の中で浮き上がれる力が何㎏以上あるか等や顔を水面上に維持できるかだったりなどと、それら以外にもあらゆる安全基準が設けられています。

 

ちなみにライフジャケットには”国土交通省型式承認”のものがありますのでここはしっかり覚えておきましょう。

 

まず国土交通省がライフジャケットを適正かどうか(強度、色など)試験を行い、安全基準を合格したものを承認します。

 

その証として桜マークの判子があります。*桜マークとは、型式承認試験または検定の合格の印のこと

 

その承認がないと、船などでは使用出来なかったりします。

(※ちなみに船検対応と書かれたものでも桜マークと意味は一緒なので問題なく使用出来ます。

 

同じように「CE認定品」というライフジャケットもあります。

 

聞き慣れない言葉で、CEマークを初めて聞く人も多いとは思いますが、これは商品がすべてのEU (欧州連合) 加盟国の基準を満たすものに付けられる基準適合マークであることを意味します。

 

CE認定というのは桜マークなどと一切関係なく、国交交通省が認定したものではありませんので、そこは注意しましょう。

 

しかしながらレジャー使用は全くもって使用出来ますので安心して下さい。

 

大事なことは試験でしっかりと試験を行っていないライフジャケットは、当然のことながら十分でないため浮力の関係にも影響がでます。

 

命を預けるのですから、 品質が保証されたライフジャケットを選ぶことを心がけましょう。 

 

まとめ

 

淡水海水を問わず、水辺のレジャーに欠かせないこのライフジャケットですが、「する」か「しない」かで安全性は全く違ってきます。

 

子供へのライフジャケットの着用義務=親の義務に変わりないので、しっかり責任をもって行動したいものです。

 

また昔と違い、今は色んな種類のライフジャケットがインターネット中心に売っているので、それぞれの体格、好みなど、子供達に合ったライフジャケットは必ず見つかるはずです。

 

しっかりと子供の為に準備をしましょう。

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