Wild Scene|Wild Scene公式オンラインショップ

『水辺の命綱』ライフジャケットの型式承認と使用できるケースと種類

 

どうも!コンチャっす!WildScene広報担当のあっきーです!

通常業務に手を回していて少し久々の投稿になってしまいました!

皆様のおかげで忙しくさせていただいております!

 

さて、今回はよく皆様にお問い合わせいただいている

ライフジャケットの型式承認と使用できるケースと種類

についての記事を書いていこうかなと思います!

 

最近では海辺の安全を考慮してショアでの着用率も上がってきたライフジャケットなんですが、実は国土交通省が定めた型式承認事に使用できるケースが違う事を知っていましたか??

 

もしかしたら、あなたのライフジャケットがオフショアの釣りに対応してなかったり、逆にもっとカジュアルな型式で良かったりなんてこともあるかもしれませんよ!?

 

今回の記事はそんなライフジャケットの正しい型式や使用方法を知ってもらい、【より安全】で【より適切】なライフジャケットチョイスをしていただくための周知記事になっております!

 

それではどうぞっ❗️❗️

 

『ライフジャケットを使用できるケース』の記事はこちら!

 

topics

 

 

 


 

1・ライフジャケット『国土交通省型式承認』とは?

 

 

型式承認

 
プロトタイプに対して型式承認試験を行い、物件の設計、性能、工作精度等が十分であり、かつ事業者に製造能力があることを確認して型式承認をする。以後製造される物件は、型式承認を受けた型式どおりに製造されたものであることを確認する簡単な検査(検定)を行うことにより、基準に適合していることを確認する方法。
事前にメーカー等により型式承認試験、検定が受検されている場合には、船舶検査時の当該物件に対する検査が省略されます。
 
 
あっきー
あっきー
国土交通省の型式認証品には桜の認証マークがついているんだよねぇ!

 
〜型式承認を受けるまでの流れ〜
 
製造者が申請書を作成
地方運輸局(支局、海事事務所)に提出 国土交通省(本省)にて書類審査
型式承認試験の実施
事業場の現場確認
型式承認書の交付
 
あっきー
あっきー
型式承認を得るには製造者※①であるのは勿論のこと、生産工場がISO9001番※②の承認を受けていることや、厳しい審査※③に通る必要があるんだねぇ!

 
※①
「製造者」とは、製品の開発企画、基本設計、主要部製造、組立及び完成品確認を全て 行う者をいいます。 ただし、製造又は組立(完成品確認を除く)の一部又は全部を外注する場合は、当該 外注品の納品検査を行う体制が整っていることを条件に、開発企画、基本設計及び組 立後の完成品確認を行う者を「製造者」とすることができます。
 
※②
ISO 9001とは品質マネジメントシステム(Quality Management System)のことです。
単に『良い製品を作ること』だけではなく、よい製品(サービス)を作る(提供する)ためのシステムを管理することです。
 
※③
外観検査、部材試験、浮力試験、回転衝突試験、水上性能試験、着用試験、不注意膨張試験、耐圧試験(膨張式のみ)、膨張試験(膨張式のみ)、耐油試験、水平強度試験、垂直強度試験

 


 

2・ライフジャケットの種類(タイプ)

 

 

 

 

ライフジャケット種類には、発泡スチロールなど浮力材の入った固形式ライフジャケットと炭酸ガスを用いた膨張式ライフジャケットがある。 膨張式ライフジャケットは水中に入った時に自動で起動する自動膨張式ライフジャケット(オート)と手動で起動させる必要のある手動膨張式ライフジャケット(マニュアル)の大きく2種類に分けられる。

 

 

 

【固形式】

浮力体に発砲プラスチック等の固型物を使用しており、シンプルな構造のものです。また、形状としては、チョッキ式、首掛け式、ジャンパー式があります。
 
 
【膨張式】
浮力体として炭酸ガス等を使用するため、通常は、非常に薄くコンパクトです。膨脹方法としては、自動式(水に浸かると自動的に膨脹)又は手動式(膨脹作動用の紐を引くことで膨脹)の2種類があり、作動すると、内臓のボンベから気密袋にガスが充填され膨らみますが、万一、膨らみが足らない場合には、息で補充することもできます。
また、形状としては、首掛け式、ポーチ式、ベルト式、ジャンバー式のものがあります。
 
あっきー
あっきー
他にも気体を密封した気密性の袋を内蔵した『気体密封式』や固型式の要素と膨脹式の要素の両方を持つ『ハイブリット式』なんかもあるよ!
自分に合うライフジャケットを探してみてね!

 

【ライフジャケット(救命胴衣)のタイプ別分類】

 

ライフジャケットの関する要件が緩和され、色彩豊かなもの、着易いもの等、様々なものが作られています。

 

 

1. TYPE A

 
全ての小型船舶に法定備品として搭載することができるタイプで、次のような特徴があります。

  •  
  • ・黄色やオレンジ色などの発見されやすい色です。
  • ・サーチライトを反射する反射材がついています。
  • ・存在をアピールするためのホイッスル(笛)がついています。
  • ・浮力が7.5kg以上あります。※①

 

2. TYPE D

 
平水区域、2時間限定沿海区域及び沿岸区域を航行区域とする小型船舶(旅客船を除く。)及び水上オートバイ等に法定備品として搭載することができるタイプで、次のような特徴があります。

  •  
  • ・黄色やオレンジ色に限らず自由な色です。
  • ・サーチライトを反射する反射材がついています。
  • ・存在をアピールするためのホイッスル(笛)がついています。
  • ・浮力が7.5kg以上あります。※①

 

3. TYPE F

 
平水区域、2時間限定沿海区域及び沿岸区域を航行区域とし、かつ、一定の諸条件に適する小型船舶(旅客船を除く)及び水上オートバイ等に法定備品として搭載することができるタイプで、次のような特徴があります。

  •  
  • ・黄色やオレンジ色に限らず自由な色です。
  • ・浮力が7.5kg以上あります。※①

 

4. TYPE G

 
小型船舶用浮力補助具のことです。
これは、平水区域を航行区域とし、かつ、一定の諸条件に適する小型船舶(旅客船を除く。)及び水上オートバイ等に法定備品として搭載することができるタイプで、次のような特徴があります。

  •  
  • ・黄色やオレンジ色に限らず自由な色です。
  • ・浮力が5.85kg以上あります。(小児用なし)

 

※①:小児用ライフジャケットでは、次のように小児の体重毎に浮力を分けています。

体重40kg以上 浮力7.5kg以上 
体重15kg以上40kg未満  浮力5kg以上 
体重15kg未満  浮力4kg以上 

 

3・各タイプ別の使用シーン

 

 

ライフジャケットはTYPEによって使用シーンが決まっています。

 

例えばTYPE Aは海岸から12海里を超える区域で使用する漁船や旅客船、沿海区域以遠にでる小型船舶などに着用義務は生じる』など。

基本的に『大は小を兼ねる』な考え方で、TYPE Aはどのシーンでも使用可能です。

 

『目立つ色ではないTYPE Dの場合は基本的に沿岸区域や限定沿岸区域以下の仕様になり、上記のTYPE Aの着用義務が生じる場所での使用はできません

 

詳しくは下の表をご覧ください!

 

 

あっきー
あっきー
このように型式認証済みのライフジャケット『乗船する場合』使用できるシーンが決まっているんだね!
じゃあショアフィッシング場合は・・・?

そこで大事になってくるのがまだ上の表の説明していないL1〜L3のライフジャケットなんだよねぇ!

次の記事ではこの事を説明していこうと思ってるよ〜!


 

 

4・まとめ

 

いかがでしたか??

『ライフジャケットを購入しようと思っているけど、どんな物を買えばいいかわからない・・』

そんな方の助けに少しはなれたでしょうか??

 

ただ『岸や浜での釣りをしたい人』はその購入少し待っていただきたい!!!

 

次の記事では、『認証済みとそうでないライフジャケットの違い』を記事にしていこうと思っていて、実は無認証性能が悪いわけではない】んですよ!

 

ですから上記の方は次の記事を見て購入を検討してみてはいかがでしょう?

関連情報

公式オンラインショップ

Wild Scene|Wild Scene公式オンラインショップ

屋号 株式会社ベストマーケティング
住所 〒437-0045 静岡県袋井市彦島6-2
電話番号 0538-38-9756
営業時間 9:00~17:00
定休日 土日祝日
代表者名 西端友基
E-mail info@wild-scene.com

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

特集