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【日本】大漁祈願!全国で行われている豊漁を祝うお祭り【祭典】

 

こんにちは!

皆さんは「豊漁祭」って知っていますか??

漁師町などの漁が盛んな地域の神社で行われている祭事で、

その地域の漁が一年を通して恵まれますようにと神様にお願いする行事です!

土地土地で色々な特徴があり「ド派手」なものから少し「奇妙なもの」、歴史的な事柄や言い伝えに準えたものまで様々なお祭りがあります。

 

今回はそんな「全国で行われている豊漁祭」を皆様にご紹介していこうと思います!

近くで開催されていて参加してみたら「釣果」が上がったなんてご利益があるかもしれませんよ?

 

それでは最後までお付き合いいただけたら幸いです。

 

目次

1・石川県「能登キリコ祭」
2・青森県「大漁祈願祭・天妃様行列」
3・千葉県「大原はだか祭り大漁祈願祭」
4・静岡県「大瀬まつり」

 

 

 

 

 

 

1・石川県「能登キリコ祭」

 

 

能登キリコ祭り

石川県の能登半島全域で行われている「能登キリコ祭」。

能登半島の200箇所で行われており、海に囲まれ漁師町が多い能登半島において

一年の豊漁や豊作を祈るお祭りとして知られている。

 

切籠(キリコ)と呼ばれる切子灯籠を使うことが特徴的で高さは10m〜4.6mと町によって様々。

20人前後が担ぎ手としてキリコを担ぎ市街地を練り歩く。水辺や広場にある神社に戻るのが一般的だが、海上に渡御するものもある。祭りの発祥は江戸時代とされていて、由来は祭りによって異なるが京都祇園祭に由来しているとされる。2015NHKテレビ小説『まれ』でヒロイン土屋太鳳が参加したことで有名なお祭り。

 

 

穴水町 沖波大漁祭り

キリコ祭りは開催町によって様々な特色が出るのが特徴的なお祭りで、この穴水町は漁師町ならではの勇壮な祭りで知られている。穴水町沖波地区で開催される沖波大漁祭りは、夜間に最高潮を迎えることが多い能登のキリコ祭りには珍しく、日中が見どころの祭りです。

乱打される太鼓や鉦の音にのって、「ヤッサイヤッサイヤッサカヤッサイ!」の力強い掛け声とともに、キリコが境内を乱舞します。

 

2日目は地元の海に胸まで浸かり、水分を含み重くなった切子を物ともせず、太鼓や笛に合わせて

豪快に暴れまわります。

 

 

輪島市 名舟大祭

名舟大祭で打ち鳴らす太鼓はその昔、この地に攻め入る上杉謙信の軍を、村人が奇怪な面をかぶり太鼓を打ち鳴らして退けたことが由来。夜の9時頃、白山神社に各地区のキリコが集まり、神輿とともに名舟海岸へ向かいます。海に立つ鳥居まで神輿が船に乗り、海から神を迎え入れて祭りが始まります。

 

厳かで迫力のある勇壮乱舞は鬼気迫るものを感じ、伝徳的な歴史を感じるキリコ祭りになっています。

 

 

 

 

2・青森県「大漁祈願祭・天妃様行列」

 

 

大漁祈願祭

青森県の漁師町大間で行われている「大漁祈願祭」。

神事が行われるのは、毎年、海の日。豊漁と海上安全の「お札入れ」を行う大漁祈願祭はカラフルな大漁旗をひるがえし漁船が一斉に海に繰り出していきます。船が海の荒々しい海の白波を切り勇ましく海に出かけていく様子はダイナミックで壮観。

 

 

 

天妃様行列

大漁祈願祭の後に行われるのが「天妃様行列」です。

天妃様は、台湾などで媽祖(まそ)と呼ばれている海上守護の女神。

異国の女神の行列を日本の神楽や囃子で先導すし爆竹や銅鑼を打ち鳴らすといった、まさに台湾と日本の融合と言うべき祭事です。大間に天妃像を祀る祠(ほこら)が創建されたのは、1696年(元禄9年)の江戸時代。当時の名主であった伊藤五左衛門が、水戸藩那珂湊より遷座したという説が有力で、この祭事を行うようになってから30年続いたマグロの不漁が豊漁へと一転したそうです。

 

 

 

3・千葉県「大原はだか祭り大漁祈願祭」

 

 

大原はだか祭り

千葉県で毎年9月の下旬に開催されている「大原はだか祭り」。

頭に鉢巻、腹にはサラシを巻いた裸の男たちによる豊漁祭で、十数基の神輿が一斉に海へとかつぎこまれ投げ上げられます。祭りの見どころは「汐ふみ」と呼ばれる行事で、港に集結した18社もの神輿が一斉に海に入り、神輿を高くあげ揉み合います。

その様は豪快で勇壮。海の男の熱意で五穀豊穣と大漁祈願を祈ります。海に向かって市長が矢を2本放つ神事などは街を上げての祭りを感じさせてくれます。

 

海から帰った後は小学校の校庭に入り様々な町内の神輿が校庭内を駆け巡ります。

祭りのクライマックスを迎えると花火が上がり祭りの終了の合図となり、御神輿に別れを惜しむように

それぞれの町内に神輿が帰っていきます。熱気ある祭りで観光客からも人気があり、強烈な感動を味わえる祭りになっています。

 

 

由来

大原はだか祭りは、古く江戸時代から行われていた。このことは大井区の瀧内神社に祭りの風景を措いた絵馬があり、その絵馬が、文久4年(1864年)に奉納されたことや別の絵馬に天保12年とあることから、160年前の天保年間にすでに、祭礼のしきたりや組織が出来あがっていたことがうかがわれる。

江戸時代の当地域はこれといった娯楽もなく、この祭りは住民が年一回の最大の楽しみとして受け継がれてきた。

 

領主は唯一無二の娯楽である祭りが集団行動と意志の疎通を図ることができるという重要さを認め、神輿渡御が無事に終ったことを早飛脚で大多喜城主に報告せしめたとある。

 

 

 

4・静岡県「大瀬まつり」

 

 

大瀬まつり

静岡県沼津で行われている「大瀬まつり」は大瀬神社の例祭で、“天下の奇祭”とも呼ばれています。大漁と航海の安全を祈願するため、華やかに装飾された漁船が各地区から大瀬神社を目指して出港。船上では、派手な化粧と長襦袢(ながじゅばん)で女装した男たちが「勇み踊り」を披露します。「ちゃんちゃらおかし、ちゃらおかしー」というユニークなお囃子は、女装の恥ずかしさを隠すために茶化した言葉だと伝えられています。

 

内浦漁港祭では、大瀬神社に参拝し大漁旗で飾られた踊り船が漁港に集まり、祭りばやしが鳴り響く中、賑やかな船団パレードを魅せてくれます。また、魚介類を中心とした新鮮な地場産品の販売や太鼓演奏、福引きなどもあります。

 

 

引手力命神社

お祭りの祭神を祀る「引手力命神社」。

海の守護神として知られていて、船を新造する時には、必ずこの神社に参詣し、海上の安全を祈願したと言われています。

 

またこの神社には地震によって海没した高知の島々を引手力命が静岡に引いてきたとされる伝承が伝わっており、この神社は不思議な力に守られてるとされています。

 

お祭りもこれにあやかり不思議な力を授かる行事になっているのかもしれませんね。

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