台風で被災した『炭焼の杜〜明ヶ島キャンプ場〜』に対して僕たちが出来る事。
「STUDY TO BE QUIET」
~穏やかなる事を学ぶ~
(出典:アイザックウォルトン「釣魚大全」【炭焼の杜キャンプ場のテーマ】)
令和4年9月23日。
台風15号の影響で発生した水害によって「炭焼の杜」が被災しました。
炭焼の杜は、とても素敵なキャンプ場。
アウトドアプロデューサーでもある株式会社マツヤマデザイン代表取締役「松山拓也」氏と、
「株式会社 山田」さんを中心に、長い時間をかけて作り上げ、大切に育て、そして守ってきた場所。
我々、Wild Sceneも松山さん始めとした炭焼の杜スタッフ様には日頃から大変お世話になっており、
我々にとっても非常に大切な場所です。
そんな場所が今回台風の被害に遭ってしまいました。
今回のブログでは、
『炭焼の杜の被害状況』や
『復興に向けて僕たちに何が出来るのか』
などを書いていきたいと思います。
他にも、復興に関わっている方々、応援メッセージなども紹介できればと思っています。
それでは、ぜひ最後までお付き合いください。
炭焼の杜 -明ヶ島キャンプ場- の 現状
炭焼の杜
炭焼の杜は普段通りなら、自然が溢れ、電波もなく、
まさに言葉通り”都会の喧騒から離れられる場所”。
春先になると子供や家族で「アマゴ」を放流し、そのアマゴをみんなで育てていくイベントを行ったり、そのアマゴをシーズンを通じてフライやテンカラといったフィシングライクな釣法で楽しんだりとまさに「自然に還る」という言葉がぴったりのキャンプ場です。
夜は星空を眺め、川の音に耳を傾ける。
季節によって鳥や虫の声も変わり、自然がたくさんの表情を持っていることを気づかせてくれる。
古民家をリノベーションし、まるで昭和のおばあちゃんの家に泊まりに来たような感覚で過ごせるグランピング。「古民家グランピング THE GRANDMA(ジ・グランマ)」や、
「焚き火専用プライベートサイト THE FIRE PLACE(ジ・ファイアプレイス)など。
大人がワクワクするような場所がたくさんあります。
令和4年9月23日 台風15号後
【台風前】
【台風後】
台風以前の写真は古民家THE GRANDMAとコテージが並ぶ自然豊かな風景。川も穏やかに流れ、たくさんのアマゴが元気いっぱいに泳いでいます。
台風が過ぎた後は、川の水が濁り、川の流れが不規則に乱れてしまっています。
コテージエリアとグランマをつなぐ架け橋は崩れ、グランマも激しく損壊してしまいました。
(グランマのデッキ部分:岩などが散乱して木材も傷んでしまっています。)
(ウッドデッキサイト:倒木や岩などが流され散乱しています。当時の水流の強さがわかります。)
【炭焼の杜 途中の道路】
【ドローン撮影】
コンクリートで舗装された道路が水分を含み液状化して崩落してしまっています。
地盤が崩れ、そこにあった木も倒れてしまっており、ガードレールも道路の崩落のせいでひしゃげてしまっています。改めて今回の台風の大きさと、自然災害の怖さを感じますね。
この道を通って「炭焼の杜」に行ったことを思い出します。
「テンカラ釣りエリア」の区間を仕切った看板が潰れてしまっています。
本来であれば膝上まである水量もスネ当たりしかありません。
地面が抉れ土砂が混ざってしまっている為か川の水も濁りがひどいですね。
ここら辺の川の本来の姿はこのような清流。
水が澄んでいてアマゴが気持ちよさそうに泳いでいる美しい川。
ここにいたアマゴたちも濁流に流されてしまっているかもしれません。
グランマへと続く道も、今は木が道を塞ぎ車両が通行する事ができなくなっています。
しかし、我々は下を向いてばかりではいけません。
個々として何が出来るのか?
集団として何をすべきなのか?
炭焼の杜に対して。
復興に向けて頑張ってくれている建設会社の方々に対して。
この現状を誰よりも憂い、一人でも多くの人に拡散している人に向けて。
実働なのか?支援なのか?応援なのか?
『僕らにできることは何だろう』
復興へ向けて頑張る人の思いとそれを想う人達
みんなが自分のすべき事を模索する中、
いち早く現地に入り、寝る間も惜しんで復興に全力を注いでいる人たちがいます。
キャンプ場を管理運営する建設会社「株式会社山田」のスタッフさんたちです。
もちろん疲労がないわけでもありません。
精神的にも辛い中、作業を進めてくれています。
そしてその現地で頑張ってくれているスタッフ達に応援のメッセージを届けるべく
中心になって動いている人がいます。
アウトドアプロデューサーの松山さん。
思いが届いているのか?
ちゃんと力になっているのか?
一人じゃないと思ってくれているのか?
想うことはたくさんあります。
そしてこの気持ちが皆さんに届くと信じています。
『みんなの想い』
・『夏の終わりに楽しませていただきました。無理のない範囲で頑張ってください』
・『前にキャンプに行った時、こんなに面白そうでスタッフの想いに溢れたキャンプ場があるんだなと感動したのを覚えています』
・『復旧作業お疲れ様です。そしてありがとうございます。復活し子供とともに行ける日を心待ちにしています』
・『山田のみなさま、明ヶ島キャンプ場を必死に守ってくださりありがとうございます』
・『炭焼の杜でアウトドアの楽しさを知る事ができ、今日初めてソロキャンプに行けました』
・『私が初めて炭焼の杜に行った時も土砂崩れの洗礼に遭いましたが、その時も山田の皆様が駆けつけてくださり、すぐ通れるようになりました。炭焼の森が復活することを祈っています』
非常に多くのメッセージが今も届き続けています。
何ができるのか?
メッセージの中から「みんなのアイディア」を抜粋して我々に出来る事を書き出してみます。
復興に向けて、山田さんだけではなく僕らにも出来ることを探してみよう。
実働
実際に現地に赴き、作業を手伝う。
単純だけど成果がわかりやすい形で見えてくる。
道路が一般開放されていないため、「どれくらいの人数」が「現地に入れるか」が問題。
それがクリアされたら、土砂や瓦礫の岩の撤去などは大きく進む可能性がある。
救援物資
実働とは違い、「物資」を届ける方法。
メッセージよりも色濃く「想い」が伝わりやすい。
その場合は「株式会社山田」の方々を始めとした現地の方が現場で何が必要かをヒアリングする必要がある、「作業に必要なもの」「作業効率が上がるもの」を物資として支援できれば、復興の力になる。
災害募金
資金が不足している場合、募金や基金による金銭的な援助も効果的。
必要なものを購入する資金が捻出できなくては、元も子もない。
あったとしても後の運営資金などに悩まされてしまう可能性があるので
『今の』というよりも『復興後の』を考えて効果的。
クラウドファウンディング
クラファンを立ち上げるのも視野に入れるといいかも。
資金を出資するのももちろんのこと、現状を多くの人に拡散し、共感してもらえば、
現実的に認知が広がり、協力者が増えるかも。
今の現状からもう少し目処が立って、「やるべき事」「すべき事」が明確化した時に効果的。
まず話し合いから
今は、みんなが「個人」「団体」で何をすべきか?何をしたらいいか?が明確化できていない状況。
何から手をつければいいのか、まず、みんなで話し合い決めていく必要があります。
それが復興への近道。
それはもちろん皆さんわかっていて、「現実に動き出しています」
我々もこの状況をチェックし進捗があれば優先的に発信していきたいと思っています。
以前厳しい状況。しかし希望は捨てない。絶対復興させます。
それでは次はこのブログにて「いい報告」が出来ると信じて。
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