マッチ・ザ・ベイト (ベイトを考えて行動する)
みなさんはマッチザベイトといった言葉を聞いたことがありますか?
これはルアーをよりベイトに似せた動きで誘うことで、釣果がアップするといわれルアーフィッシングの基本となるルールともいえます。
アングラーはベイトを考えながらルアーセレクトをすることでよく釣れる条件のひとつになり、考えながらの釣りはアングラーとして1段階レベルアップできることも あります。
「どのようなルアーを使っていいか?」「釣れるルアーはなにか?」などといつも使用するルアーを悩んでしまうといった方は、まずはマッチザベイトできるようなルアーを使ってみることがおすすめです。
みなさんもルアーフィッシングを始める際にはマッチザベイトを心がけ、 ルアーセレクトを行いマッチザベイトの成果がはっきりわかるような釣果をあげることができると、楽しみながらルアーチョイスができそうですね。
「時期によって変わるベイトパターン」
ヒラメやシーバス、青物などのフィッシュイーターは通年で同じベイトを食べているわけではなく、時期ごとに捕食するベイトの種類を変更しています。
これはベイトが多い時期、少ない時期があるためで産卵の時期が関係している場合もあります。
時期的なものでいえば、水温が高いときにベイトの数は増え、水温が低くなるとともにベイトの数が少なくなる時期で、夏にはベイトの観察が容易であっても水温の低い冬になるとベイトの数はぐっと減っていたりします。
しかし、ベイトの数が少ない冬であってもルアー釣りで釣果が期待できないわけではなく、水深がある場所でアングラーから確認しづらい場所にいるベイトをフィッシュイーターは捕食していることがあります。
それぞれの時期で捕食しているベイトを見極めながら、ルアーの選択や補充を行っていきましょう。
「まずはベイトの観察から」
マッチザベイトの手順として、まずはベイトの観察から始めなければなりません。
サーフに打ち上げられているベイトや、目で確認できる範囲で泳いでいるベイトはどのような魚であるか、サイズなどを把握しより近いルアーをチョイスします。
また、ルアーのサイズやカラー以外にもどのようなスピードで泳いでいるのか、 どのレンジを泳いでいるかの観察も欠かせません。
よりベイトと似たような動きをルアーで出すことで、釣果アップが期待できます。 ベイトの動きを忠実に再現することは難しいですが、自分なりのアクションで少しでもベイトの動きに近づけることができるようなアクションで誘ってみてくださいね。
まずは釣り場に着いたら、ルアーをキャストするまえにベイトの確認を忘れずに行うクセをつけましょう。
「捕食シーンや、ベイトが追いかけられているシーンからヒントも」
簡単には遭遇することができませんが、釣りをしていると時々このようなシーンを見ることができます。
サーフや河口の釣りよりも、足場が高い港湾での釣りの際はベイトの観察が簡単で、ベイトが見やすいフィールドはよりヒントが得やすいですよね。
時期や日によってベイトパターンが大きく異なることもありますので、 その日、その時間帯のベストパターンをベイトを参考にルアーセレクトに取り入れてみましょう。
「釣りあげた魚の口の中にいる魚や、吐き出した魚をチェック」
活性が高い個体や群れになっているベイトを追いかけまわしている魚は、釣りあげた直後にベイトがまだ口の中に残っていることや、釣りあげたタイミングで吐き出すことがありますので、みなさんも釣った魚の口の中は注目してみましょう。
このように実際に食べていたベイトを観察することで、ベイトの種類やサイズがはっきりとわかるため、その後のマッチザベイトに関しては自信を持ってルアーのチョイスができると思います。
狙う魚が遠い位置にいる場合はハードルアー、近い場所で狙いたい場合にはワームを使うなど臨機応変なルアーセレクトも行ってみてください。
みなさんもマッチザベイトさせたルアーでたくさんの魚を釣ってみましょう。
「まとめ」
マッチザベイトはルアー釣りの基礎となり、多くのアングラーがいかにベイトに似せた動きで水中で誘うことができるかを追及しています。
マッチザベイトで最も重要なことはベイトの観察になりますので、多くの釣り場の状況を経験しアングラーそして釣りの経験値をあげることでベイトの観察も時間がかかることなく正確に行えるようになります。
みなさんもルアー釣りの基本であるマッチザベイトを心掛け、釣果アップを狙っていきましょう。
アングラーのルアーセレクト、ルアーチェンジが釣果に大きな影響をもたらしますよ。
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